【SPAJAM2021】「イメチェン」を開発したチーム「やっぱりふじさんのぼりたい」を最優秀賞を受賞！

モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)は、国内最高峰のアプリハッカソンイベント「SPAJAM2021」本選を11月20日～21日にかけて開催し、「イメチェン(IME-CHANGE)」を開発したチーム「やっぱりふじさんのぼりたい」を最優秀賞として選定した。チーム代表は、「初めて決勝に出られてこんな賞をいただけて感無量で、言葉もありません。（最優秀賞の賞品である）軽井沢にチームのみんなでワーケーションに行きたいと思います」と喜びのコメントを行った。

「イメチェン(IME-CHANGE)」は、手書きで書類や手紙などを書くときに漢字執筆を支援してくれるアプリ。手書きの文字をスマホのカメラで認識させ、言語モデルへ入力、書いた文章の次に続く候補となる文言を生成・表示してくれる、というアプリだった。

審査委員長の村上臣氏は「全チームがきちんと動くものを出してきたことは素晴らしいこと。全体のレベルが高く、審査も紛糾した」と総括した後、「昨今、リモートワークが普及したが、リアルとバーチャルを融合しているようでそうなっていない現状がある。手書きするという課題に対し、様々な技術を使って新しい解決策を提示したことへの評価が高かった。審査員から様々なアイディアが出たが、これを出発点としてさらに発展させてもらいたい」と述べた。

昨年はフルリモートで開催した「SPAJAM」だが、今年の本選は、新型コロナの感染拡大防止という昨今の事情を鑑み、箱根会場(LIME RESORT HAKONE)とオンラインを組み合わせたハイブリッド型で開催した。本選ではオンラインで開催した予選で最優秀賞を獲得した5チームと、各予選の優秀賞から選出された2チームの合計7チームが出場し、「CHANGE」というテーマで24時間という限られた時間でアプリ開発を競った。

最優秀賞以下、開発されたアプリは以下のとおり。

■最優秀賞
【チーム名】「やっぱりふじさんのぼりたい」(山田理/中岡黎/宮地篤士/吉川莉央/石丸大稀)
【アプリ名】「イメチェン(IME-CHANGE)」
【概　　要】手書きで書類や手紙などを書くときに漢字執筆を支援してくれるアプリ。手書きの文字をOCRで認識し、言語モデルへ入力、次に続く候補となる文章を生成・表示してくれる。

■優秀賞
【チーム名】「オニオン・クエスト3 ～そして温泉へ～」(小澤孝幸/市川雅明/鈴木一路)
【アプリ名】「ぷるるんっ。」
【概　　要】体幹運動「プランク」で正しい姿勢をとっているかをスマホのカメラでチェックしてくれる。姿勢の正しさだけでなく、時間も計測してスコアを出してくれる。叱咤激励も。野良アプリとして配信している。

【チーム名】「チーズバーガー」(高梨雄大/岩崎裕輔/田嶋秀成/藤田志穂/佐藤彰真)
【アプリ名】「AHA MAGIC」
【概　　要】「アハムービー」を作成・共有できるアプリ。撮影した写真を作成して加工したら、変化を示す動画が生成できる。共有された人は、動画の変化を見つけてアハ体験が気軽に楽しめる。

■審査員特別賞
【チーム名】「サトリラボ」(赤坂勝哉/小林正宗/三上智也/谷口正樹/小林滉河)
【アプリ名】「Syncる」
【概　　要】「話しかけてOK」や集中モード、質問したいなど自分の状態に自然に伝えるアプリ。スマホの画面を下向きに置くやスマホを持って手を挙げるなどの動作でリモートワークで把握しづらい状態を共有できる。

■ファイナリスト賞
【チーム名】「かよちゃんず」(押野佳世/山河絵利奈/近藤智文/中塚貴大/佐藤新太)
【アプリ名】「いま、この瞬間にも。あなたの節約で救えるスパニャンがいます。」
【概　　要】節約を支援するアプリ。Amazonと連携し、購入を我慢した商品のURLとジャンルを入力すると、「スパニャン」（SPAJAMのイメージキャラクター）が節約の内容に合わせて様々な形に進化していく。

【チーム名】「オッケンティー」(長崎茉優/荒井勇人/河﨑勇斗/土田悠輝)
【アプリ名】「スパニャンをさがせ！」
【概　　要】「ウォーリーをさがせ」を「CHANGE」する。紙ではなく、アプリ上で楽しめる。ARマーカーを読み取って表示された都市3Dモデルに紛れている「スパニャン」を探すとクリアになる。

【チーム名】「tayzar」(種村圭依人/テザー ナイ ウィン/豊田和輝/西梨代/渡辺大智)
【アプリ名】「なりきり!? CHANGE」
【概　　要】「代わり映えしない日常を変える」がコンセプト。Twitterと連携し、フォローしている人のライムラインを擬似的に再現する。その人の過去ツイートから見ているタイムラインやニュースを予測して表示する。

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