ソフトギア、バンダイナムコエンターテインメントと資本業務提携　KDDI系ファンドにも第三者割当、総額5.2億円を調達

ソフトギアは、この日(11月30日)、KDDIによるコーポレート・ベンチャー・ファンド「KDDI Open Innovation Fund」(運営者:グローバル・ブレイン)、バンダイナムコエンターテインメントを引受先として、第三者割当増資により、5億2000万円の資金調達を行ったことを明らかにした。同時にバンダイナムコエンターテインメントとは資本業務提携も行う。

同社は、オンラインゲーム開発中心にサーバー開発を行う技術ベンチャー。設立より大規模仮想空間向けの通信技術/サーバー技術を14年にわたり研究開発してきた。高速サーバーに必要な複数の技術特許を保有しており、サーバー開発ナレッジと共にパッケージ化した国内最速のサーバーライブラリ「STRIX」を独自開発してきた。

オンラインゲーム中心に培った技術だが、昨今においてサーバー技術のニーズは多様化をしており、ソフトギアの取り組みが高く評価された結果、資本提携に至った、としている。

なお、同社は、バンダイナムコエンターテインメント向けにサーバーライブラリ「STRIX」の提供とオンラインゲーム開発での支援をしてきたが、技術、開発面での高い評価を受け、より一層の開発支援と新たなるオンラインコンテンツへの取り組みを目指し、資本業務提携を行うことにしたという。

この提携により、技術特許を基盤にサーバー開発事業の拡大とライブラリ製品の開発加速を図り、ネットワークコンテンツ産業を裏側から支える技術ベンチャーとして成長していく、としている。