【ゲーム株概況(11/30)】ガンホーが続伸…終値ベースで3000円台乗せ 国内証券がレーティング「アンダーウエート」継続の任天堂が反落
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11月30日の東京株式市場では、日経平均は3日続落し、前日比462.16円安の2万7821.76円で取引を終えた。新型コロナウイルスの変異株となるオミクロン型の感染拡大により、世界的に経済回復の動きが遅れるのではとの懸念が引き続き市場の心理を冷やした。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ガンホー<3765>が続伸し、終値ベースで3000円台乗せを示現してきた。ガンホーは、11月12日に発行済株式総数の4.27%にあたる280万株、50億円を上限とした自社株買いを実施し、それを前回の自社株買いの取得分と合わせて消却することを発表しており、難地合い下で今後の需給面での好影響をにらんだ評価が続いているようだ。
また、フリュー<6238>やギークス<7060>、壽屋(コトブキヤ)<7809>などがしっかり。
半面、ボルテージ<3639>やテンダ<4198>、カヤック<3904>などが売られた。ミクシィ<2121>やコロプラ<3668>、DeNA<2432>が年初来安値を更新するなど主力株もさえない動きが目立った。
任天堂<7974>は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券がレーティング「アンダーウエート」を継続したこともあって反落した。
周辺株では、アルファポリス<9467>が6日続落となり、終値ベースで11月15日以来となる4000円割れまで売られた。
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974