【決算レポート】モブキャストHD、第3四半期は営業損失1億1400万円と赤字幅拡大 ゲーム営業黒字継続もキッチン雑貨事業が苦戦 想定下回る『幽☆遊☆白書』は減損

モブキャストホールディングス<3664>の第3四半期(21年7月~9月)の連結決算は、売上高10億7600万円(前四半期比7.3%減)、営業損失1億1400万円(前四半期は5300万円)、経常損失1億0500万円(同6500万円)、最終損失2億0100万円(同6800万円)と減収・赤字幅拡大となった。

・売上高:10億7600万円(同7.3%減)
・営業損失:1億1400万円(同5300万円)
・経常損失:1億0500万円(同6500万円)
・最終損失:2億0100万円(同6800万円)

 同社では、モバイルゲーム事業、キッチン雑貨事業ともに想定を下回る推移となった、としている。また、新作『幽☆遊☆白書GENKAIバトル魂(スピリッツ)』も売上・利益が想定に達しないため、7800万円の減損損失を計上したという。

■モバイルゲーム事業
・売上高:4億2000万円(同12.9%減)
・営業利益:2700万円(同27.0%減)

「転生したらスライムだった件~魔国連邦創世記(ロードオブテンペスト)~」は、TVアニメ第2期第2部(2021年7月~9月)の放映、SNS施策などの相乗効果により2021年8月に500万ダウンロード数を達成し、それに伴うキャンペーンを実施したこともあり、売上伸長に繋がった。

また、プロ野球最強オーダー編成バトル「モバプロ」はプロ野球のペナントレース後半戦の盛り上がりもあり堅調に推移した。さらに「sin 七つの大罪 X-TASY」は2021年7月にABEMAでアニメ無料配信されこともあり、堅調に推移した。

 

■キッチン雑貨事業
・売上高:6億5300万円(同2.2%減)
・営業損失:4600万円(同100万円の利益)

百貨店などに出店している小売店舗は、新型コロナの影響により度重なる緊急事態宣言・まん延防止等重点措置が発出するなか、出店している百貨店の要請により臨時休業・営業時間の短縮を受け容れたことによる来客数の減少に伴い、売上は増加傾向にあるものの、足踏みした。

一方、Eコマースにおいては、栗原はるみ氏のInstagram 投稿、栗原心平氏によるYouTube動画配信等のSNSによる販売促進活動の展開により売上は堅調に推移した。また、ロイヤリティ収入が伸長したことが下支えとなった。

 

株式会社モブキャストホールディングス
https://mobcast.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社モブキャストホールディングス
設立
2004年3月
代表者
代表取締役CEO 藪 考樹
決算期
12月
直近業績
売上高66億5800万円、営業損益6億1800万円の赤字、経常損益8億600万円の赤字、最終損益7億2100万円の赤字(2020年12月期)
上場区分
東証マザーズ
証券コード
3664
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