Fanplus、NFTマーケットプレイス「Fanpla Owner」を22年2月にオープン 決済にPolygonを採用予定、ETH管理ながらもクレカにも対応



Fanplusは、12月2日、ブロックチェーン技術を活用したNFTマーケットプレイス「Fanpla Owner」を2022年2月にオープンすると発表した。

Fanpla Ownerは、エンターテインメント領域におけるNFTを購入できるFanplus独自のNFTマーケットプレイス。
プライマリーマーケット(一次流通)として、アーティストなどの公式NFTコンテンツ販売に絞ることで一次流通商品の質を担保し、一次流通で手に入れたNFTをセカンダリーマーケット(二次流通)にて販売・購入が行えるものとなっている。

また、アーティストへの収益還元を目的としたロイヤリティ機能も設けており、二次流通以降の収益の一部をアーティスト等に還元できることも可能となる。将来的には販売したNFTコンテンツを、メタバース空間にて利用者がディスプレー、展示するなどさらなる活用も検討していく。

Fanpla Ownerでは暗号資産決済に「Polygon(MATIC)」を採用予定で、独自仕様※1として、ウォレットをもっていないユーザー向けにはクレジットカードも利用するなど、幅広いエンタメファンへのユーザビリティを配慮したマーケットプレイスとなっている。

また、昨今のガス代※2急騰問題に対して、「Polygon(MATIC)」選択時にはポリゴン(Polygon)ネットワークを使用することで、購入者のガス代負担の軽減を目指している。これによりユーザーは過度なガス代を心配することなく、安心して取引ができるものと考えているとのこと。

クレジットカードを選択した場合にはイーサリアム(クレジットカードも利用ereum)ネットワーク上で管理、そのガス代についても、独自仕様により、ユーザー負担がない形での実現を目指す。

※1 Fanpla Owner独自仕様
暗号資産「Polygon(MATIC)」では、NFTの標準規格といえるERC721に準じてポリゴン(Polygon)ネットワーク上で管理し、クレジットカードを選択した場合は、イーサリアム(Ethereum)ネットワーク上で管理し、どちらの決済においてもパブリックチェーンを活用した独自仕様を構築している。

※Fanpla Ownerは現在開発中のため、記載の仕様は変更となる可能性がある。

※2 ガス代
イーサリアム(Ethereum)ネットワーク上でトランザクションの実行や、プログラム処理など取引を行う度に発生する手数料。