MM総研、スマートフォンアプリ市場と利用実態を発表・・・有料アプリではiOSが突出

MM総研は、2010年度のスマートフォンによるアプリ市場と、スマートフォン利用における製品・キャリアの満足度を含めた利用実態を発表した。これは「クロス・マーケティング」のモニターを活用したスマートフォンユーザー2000人に対するアンケート結果と、MM総研の既存データをつかった分析となっている。 調査結果によると、無料アプリの利用経験は1912人(95.6%)で、有料アプリの利用経験は947人(47.4%)となったとのこと。それぞれの利用経験者のダウンロード数を分析したところ、無料アプリの総ダウンロード数は2億5886万回、有料アプリの総ダウンロード数は4316万回で、合計3億202万回だった。     また、2010年度の有料アプリのダウンロード課金市場については、MM総研では67億8000万円と試算している。内訳は、iOSが全体の84.5%を占める57億3000万円となっており、続いてAndroidが8億3000万円(12.2%)、その他が2億2000万円(3.3%)だった。この市場規模は、有料アプリ利用経験のある947人を対象に行った調査から試算したという。  

  このほか、キャリアや端末、今後のスマートフォンの購買意向なども調査しており、興味深い結果となっている。詳細は、同社のリリースを参照してほしい。