【ゲーム株概況(12/6)】モブキャストHDが商いを伴って大幅反発　コムシードは連日のS安　今週末10日に2Q決算発表控えるgumiも売られる

12月6日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比102.20円安の2万7927.37円で取引を終えた。前週に続き、新型コロナウイルスの新たな変異株オミクロン型の世界的な感染拡大への警戒感が市場の心理を冷やした。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、モブキャストHD<3664>が商いを伴って大幅反発した。モブキャストHDは、12月3日にSBI証券を割当先とした第33回新株予約権の行使を月内いっぱいまで停止すると発表しており、権利行使による需給への影響が一時的に収まることをにらんだ買いが入ったようだ。

また、カヤック<3904>やユークス<4334>が買われ、大手ゲーム株ではコナミHD<9766>が4日続伸となった。

半面、コムシード<3739>が連日のストップ安となり、壽屋（コトブキヤ）<7809>やcoly<4175>の下げもきつい。

gumi<3903>は、今週末10日に第2四半期の決算発表を控えているが、第1四半期決算がQonQで減収、赤字幅拡大となったこともあって、発表内容を警戒する動きから売り物が先行した。

みずほ証券がレーティング「買い」を継続したものの、目標株価は8万1000円から8万円に引き下げた任天堂<7974>は小幅安となった。