【ゲーム株概況(12/24)】TOB成立→新株発行中止で希薄化懸念後退のビーグリーが大幅続伸 『スクスタ』の運営契約発表のマイネットは反発
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12月24日の東京株式市場では、日経平均は4日ぶりに小幅反落し、前日比15.78円安の2万8782.59円で取引を終えた。新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン型の国内での市中感染が確認されたことで、やや警戒感が強まる動きとなった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ビーグリー<3981>が大幅続伸した。ビーグリーは、日本テレビ放送網よる公開買付けが無事に成立したことで、第三者割当による新株発行が中止となり、希薄化懸念が後退したことが買い材料となっているもよう。また、新市場区分でのプライム市場の上場維持基準を満たすための「流通株式時価総額」向上策として、配当額の引き上げを検討するとしていることも市場の関心を集めているようだ。
ほか、グリー<3632>が反発して800円台を回復し、子会社マイネットゲームスが新たに運営契約した大型タイトルが『スクスタ』であることが明らかになったマイネット<3928>も反発した。
1月6日からその『スクスタ』のパブリッシャーとなるブシロード<7803>も買われた。
半面、前日にストップ高まで買われていたDLE<3686>が大幅反落し、壽屋(コトブキヤ)<7809>や東京通信<7359>の下げもきつい。
会社情報
- 会社名
- 株式会社マイネット
- 設立
- 2006年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 岩城 農
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高88億4600万円、営業利益4億2800万円、経常利益3億7500万円、最終利益2億4500万円(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3928
会社情報
- 会社名
- 株式会社ビーグリー
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 吉田 仁平
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高184億4600万円、営業利益17億8600万円、経常利益17億2600万円、最終利益13億300万円(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3981