【ゲーム株概況(12/27)】新株予約権の発行による希薄化懸念でenishが大幅反落　ビーグリーも大幅反落　国内証券が目標株価引き上げもセガサミーHDは小幅続落

12月27日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比106.13円安の2万8676.46円で取引を終えた。新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン型の世界的な感染拡大が市場の心理に影響したほか、海外のクリスマス休暇の影響もあり、手控えムードが強い展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、モブキャストHD<3664>が反発したほか、アクセルマーク<3624>やハピネット<7552>がしっかり。

主力株が総じて軟調な中で、DeNA<2432>が小反発した。

半面、ビーグリー<3981>が大幅反落し、前週末12月24日にバークレイズ・バンクを割当先とする第15回新株予約権を発行し、概算で12億6200万円を調達することを発表したenish<3667>は希薄化懸念から売り物が膨らんだ。

また、大和証券が投資判断「2」を継続し、目標株価を2100円から2200円に引き上げたセガサミーHD<6460>は、この日は小幅続落にとどまった。

ほか、NJHD<9421>やドリコム<3793>、アピリッツ<4174>などが売られた。