一般社団法人ジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアティブは、1月11日、オープンソースプロジェクト「Content-Ethereum(C-ETH)」支援事業の開始を発表した。
Content-Ethereum(C-ETH)は、著作権等のコンテンツに関連する権利と、当該権利に関する契約情報の取り扱いを考慮したプロジェクトであり、権利や契約に関する包括的な機能を有するERC721型NFTの論理データモデルを有し、パブリックに広くデータが開示されたオープンなブロックチェーンとなる。
電力を過剰に浪費するマイニングは不要であるため環境にやさしく、かつ、資金決済法に規定されるような暗号資産の発行もない。コミュニティによるガバナンスを有し、ガス代も不要であるなど、無償で利用できる「コンテンツ業界のためのコモンズ」としての発展を目指すプロジェクトとなる。
このプロジェクトは、当団体の「Content-NFTについての考え方」に沿った設計思想を有していることから、この度、当団体の支援事業とすることとし、具体的な支援活動として、以下を行なっていく。
1. MITラインセンスのオープンソースソフトゥエアとして開示されたContent-EthereumのGitHubのレポジトリの管理支援
<GitHubRepository:Content-Ethereum>
https://github.com/content-ethereum
2. Content-Ethereumのメインネットとサブネットを共同で運用するコミュニティの運営支援
<CommunityWebsite:Content-Ethereum>
https://contenteth.net/
3. エクスプローラー等のContent-Ethereumのユーザーに必要となる利用環境の提供支援
<BlockchainExplorer:Content-Ethereum>
https://contenteth.tech/