サイバーエージェント、映画やドラマなどの制作を手掛けるコンテンツスタジオのBABEL LABELを買収 藤井道人監督ら気鋭のクリエイターが所属
-
サイバーエージェント<4751>は、本日(1月12日)、日本アカデミー賞受賞作品「新聞記者」監督の藤井道人氏などが所属し、映画やドラマなどの制作を手掛けるコンテンツスタジオであるBABEL LABELの発行済株式を取得し、連結子会社化したことを発表した。具体的な取得額などは非開示。
BABEL LABELの社名および組織は現体制を維持し、現・代表取締役で映像プロデューサーである山田久人氏が継続して社長を務める。また、映画やドラマに関わるプロデューサーの採用およびオフィス環境を強化する一方、大型企画の開発、サイバーエージェントによる制作費への投資を行うことでハイクオリティな映像コンテンツを制作し、「ABEMA」のみならず、あらゆるプラットフォームへのコンテンツ提供を通じて映像コンテンツの世界展開を図る。これにより、BABEL LABELは日本を代表するコンテンツスタジオへの成長を目指していく。
BABEL LABELは、第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞「新聞記者」の監督を務め、優秀監督賞を受賞した藤井道人氏をはじめとする気鋭のクリエイターが所属するコンテンツスタジオ。映画のほかドラマ、CM、ミュージックビデオなどを数多く手掛けている。
昨今、VODサービスの普及によりハイクオリティなドラマコンテンツが世界中に配信され、注目を集めている。このような背景の元、映画やドラマといった映像作品によるIP(知的財産権)ビジネスの確立を目指すBABEL LABELと、インターネット領域で幅広くエンターテインメントビジネスを展開し、テクノロジーとクリエイティブの融合で世界を目指すサイバーエージェントにおいて、世界で通用するハイクオリティな日本発の映像コンテンツを生み出すという共通目標のもと、BABEL LABELのサイバーエージェントグループ参画に至ったという。これにより、映画および幅広いプラットフォーム向けのドラマ制作を強化し、映像コンテンツの世界輸出を目指していく。
なお、この子会社化によるサイバーエージェントの2022年9月期連結業績への影響は軽微としている。
【会社概要】
社名:株式会社BABEL LABEL(https://babel-pro.com/)
所在地:東京都新宿区市谷左内町11番地
設立:2013年10月1日
資本金:7400万円
代表者:代表取締役 山田久人
事業内容・映画、ドラマ、CMなどの映像制作
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751