コーエーテクモ、第3四半期決算は営業利益40%増の271億円と過去最高 スマホゲームの自社運営・ライセンス収入伸びる 『ゼルダ無双』など家庭用リピート販売も堅調

コーエーテクモホールディングス<3635>は、この日(1月31日)、第3四半期累計(2021年4~12月)の連結決算を発表し、売上高553億2700万円(前年同期比25.9%増)、営業利益271億2700万円(同40.1%増)、経常利益387億6100万円(同29.7%増)、最終利益282億9300万円(同27.4%増)と第3四半期としては統合以来の最高業績を達成した。

・売上高:553億2700万円(同25.9%増)
・営業利益:271億2700万円(同40.1%増)
・経常利益:387億6100万円(同29.7%増)
・最終利益:282億9300万円(同27.4%増)

 同社では、パッケージゲームでは、複数の新作やリマスター版を発売したほか、スマートフォンゲームでは、自社開発タイトルの運営収入が堅調に推移した、としている。IP許諾によるロイヤリティ収入は引き続き高い水準で推移し、利益拡大に貢献した。営業外収支は、有価証券売却益の計上により、増加した。

■エンタテインメント事業
・売上高:523億5700万円(同26.3%増)
・営業利益:265億8300万円(同39.1%増)

「シブサワ・コウ」ブランドでは、国内及び台湾・香港・マカオ地域で配信中の自社開発スマートフォンゲーム『三國志 覇道』が、新規イベントの開始等により、収益に貢献している。

国内及びアジア各地域で配信中のIP許諾タイトル『三国志・戦略版』(国内では『三國志 真戦』)は、中国でのキャンペーンや各地域でのアップデートにより、好調を維持している。

「ω-Force」ブランドでは、Nintendo Switch向けソフト『ゼルダ無双 厄災の黙示録』(※)の追加コンテンツ「エキスパンション・パス」の第2弾「追憶の守護者」を配信開始した。本編のセール販売実施によりリピートも伸長し、全世界累計出荷本数400万本を突破した。また、12月に『真・三國無双8 Empires』を国内・アジア向けに発売し、販売本数は15万本となった。

「Team NINJA」ブランドでは、『DEAD OR ALIVE Xtreme Venus Vacation』が11月に国内でサービス4周年を迎え、これを記念したキャンペーンやイベントを実施した。

「ガスト」ブランドでは、『BLUE REFLECTION TIE/帝』を全世界で発売し、12万本の販売となった。

「ルビーパーティー」ブランドでは、アニプレックスと共開発したスマートフォンゲーム『金色のコルダ スターライトオーケストラ』において、新規イベント等を実施し好評を博した。イベント事業では、「金色のコルダ スターライトオーケストラ Featuring常陽工業/ラザルス学院」を開催した。

「midas」ブランドでは、新規スマートフォンゲームの開発に注力している。

上記ブランド以外では、リメイクタイトルとして、10月に『零 ~濡鴉ノ巫女~』を発売し、販売本数は34万本となった。12月に『モンスターファーム1&2DX』発売し、販売本数は5万本となった。
※『ゼルダ無双 厄災の黙示録』の海外における発売元は任天堂

■アミューズメント事業
・売上高:19億8300万円(同4.0%減)
・営業利益:1億6300万円(同12.3%減)
アミューズメント施設は、プライズゲーム機の稼働が寄与した結果、前年同期を上回って推移した。12月に1店を閉店し、店舗数は10店となった。スロット・パチンコでは、引き続き液晶ソフト受託開発業務に取り組んでいる。

■不動産事業
・売上高:7億8600万円(同35.5%増)
・営業利益:1億2500万円(同66.6%増)
ライブハウス型ホールKT Zepp Yokohamaは、イベント開催制限の緩和等により有観客での開催が増加した。その他の賃貸用不動産は高い稼働率を維持している。

■その他事業
・売上高:4億5300万円(同206.1%増)
・営業利益:2億5400万円(同12600.0%増)
ベンチャーキャピタル事業で分配金による収益が発生した。


■2022年3月通期の予想を上方修正
同時に2022年3月通期の業績予想の上方修正を行い、売上高710億円(前回予想650億円)、営業利益315億円(同245億円)、経常利益435億円(同365億円)、最終利益320億円(同265億円)と売上高を引き上げ各利益項目をそれぞれ引き上げた。

・売上高:710億円(前回予想650億円)
・営業利益:315億円(同245億円)
・経常利益:435億円(同365億円)
・最終利益:320億円(同265億円)

従来予想からの修正率は、売上高9.2%増、営業利益28.5%増、経常利益19.1%増、最終利益20.7%増となっている。

・売上高:9.2%増
・営業利益:28.5%増
・経常利益:19.1%増
・最終利益:20.7%増

スマートフォンゲームでは、国内及びアジア各地域で配信中のIP許諾タイトル『三国志・戦略版』(国内では『三國志 真戦』)が、中国でのキャンペーンや各地域でのアップデートにより、好調を維持している。

国内及び台湾・香港・マカオ地域で配信中の自社開発スマートフォンゲーム『三國志 覇道』も、新規イベントを開始するなど各種施策に取り組み、収益に貢献した。パッケージゲームでも、複数の新作やリマスター版を発売し、リピート販売も堅調となった。

また、金融市場が不安定な環境下においても有価証券売却益を計上し、営業外収益も高い水準となった。

コーエーテクモホールディングス株式会社
http://www.koeitecmo.co.jp/

会社情報

会社名
コーエーテクモホールディングス株式会社
設立
2009年4月
代表者
代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
決算期
3月
直近業績
売上高727億5900万円、営業利益345億2700万円、経常利益486億9600万円、最終利益353億5900万円(2022年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3635
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