コーエーテクモ、家庭用ゲームの第3四半期の売上高は4.4%増の250億円 北米・欧州でパッケージ販売が大幅減 『ソフィーのアトリエ2』や『刀剣乱舞無双』が第4四半期に発売
コーエーテクモホールディングス<3635>は、この日(1月31日)発表した第3四半期の決算で、パッケージゲーム(家庭用ゲームソフト)の売上高が前年同期比4.4%増の250億6700万円だったと発表した。9月中間期では前年同期比47.8%増の170億1500万円と高い伸びを実現していたが、この四半期は1ケタの伸びにとどまった。
売上の内訳を見ると、採算性の高いダウンロード販売が同35.2%増の98億8000万円、ダウンロードコンテンツが同12.0%増の17億7000万円と伸びた一方、パッケージソフトが11.2%減の134億1700万円と落ち込んだ。
パッケージソフトの地域別の販売本数を見ると、国内が15万本増の203万本と伸びたものの、北米が152万本減の161万本、欧州が109万本減の81万本と大きく落ち込んだ。ダウンロード販売は60万本増の360万本と伸びたが、北米・欧州での減少分をすべて補うには至らなかった。
なお、新作タイトルの販売状況は以下のとおり。
・BLUE REFLECTION TIE/帝 12万本
・零 ~濡鴉ノ巫女~ 34万本
・真・三國無双8 Empires 15万本
続く第4四半期では以下の新作をリリースする予定で、巻き返しが期待される。
・刀剣乱舞無双 (開発担当)
・ソフィーのアトリエ2 ~不思議な夢の錬金術士~
・STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN (開発担当)
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635