世界のモバイルゲーム市場は再び2ケタ成長に 国内では『ウマ娘』が圧倒的首位、パブリッシャーとしてもCygames初戴冠 「ファミ通モバイルゲーム白書2022」発刊

角川アスキー総合研究所は、モバイルゲーム業界のデータ年鑑『ファミ通モバイルゲーム白書2022』を発刊した。同社によると、2021年の世界のモバイルゲームのコンテンツ市場は、 前年比18.7%増の9兆1697億円と拡大。ここ数年は前年比プラスひと桁で推移し、市場成長率の鈍化傾向が顕著になっていたが、 2021年は世界的な巣ごもり需要の拡大により、 2割近い伸長を遂げたという。



 

また、国内のアプリ売上ランキングをみると、 2021年最大のヒットとなった『ウマ娘 プリティーダービー』が 2位の『Fate/Grand Order』に圧倒的な差をつけて1296億円とトップになったことも明らかにした。 パブリッシャー別売上部門においてもCygamesが初の首位になった。

上位を見ると、

・ウマ娘 プリティーダービー:1295億7300万円
・Fate/Grand Order:917億2800万円
・モンスターストライク:738億6000万円
・パズル&ドラゴンズ:522億8300万円
・プロ野球スピリッツA:478億3600万円
・ドラゴンクエストウォーク:456億2300万円
・原神:390億2200万円
・ポケモンGO:381億4800万円
・ドラゴンボールZドッカンバトル:269億4700万円
・放置少女:265億6500万円

との推計結果を出している。

 

2021年に国内で最も多くツイートされたゲームアプリは「原神」
角川アスキー総合研究所の Twitter解析システムにより、アプリや IP についてのツイート数を調査したところ『原神』がトップとなった。調査期間中の総ツイート数は約3,519万回で、単純計算すると毎日10万回を超えるツイート数になる。

しかしアカウント数で調べると『原神』のおよそ倍となる『ウマ娘 プリティーダービー』が最も多いという結果となった。つまり『原神』は『ウマ娘 プリティーダービー』と比べると、1アカウントあたりおよそ4倍ツイートしたことになる。

※集計機関:2020年12月~2021年10月

1日あたりの平均ゲームプレイ時間が減少
2020年はひと月あたり11.00日であった「モバイルゲームのプレイ頻度」は、2021年は11.43日とわずかながら増えた。しかし「1日あたりのプレイ時間」となると、平日は1.26時間から1.12時間、休日も1.68時間から1.47時間といずれも減少となり、モバイルゲームをプレイする機会は増えてもプレイ時間は短くなっている。また、課金に対する肯定的な意見も2020年と比べるとやや減少という結果になっている。
 

本書では、このほか、日本国内と北米・欧州・アジア・中南米といった海外主要地域別の市場の動きや、ユーザーの消費行動、さらには主要アプリの詳細、各種販売データ、Twitter発信における動向など、さまざまな角度からモバイルゲーム業界を分析している。

 

■豊富な最新データと多角的な市場分析を532ページにわたり収録
・2021年モバイルゲーム業界トピックス
・国内、 主要地域別の市場規模およびアプリ売上データ
・主要アプリにおけるユーザーのプロフィールや各種構成比、 動向分析
・ユーザーの消費行動分析、 意識調査
・eスポーツやVR、 AR、 MRに関するユーザー調査
・モバイルゲームに関するTwitter発信動向
・ゲーム関連企業情報、 インデックスほか

 ■発売記念、 特別価格キャンペーン
通常価格97,900円(税/送料込)の「PDF(CD-ROM)+書籍 セット版」を、2022年3月31日(木)の申し込み分まで、51,700円(税/送料込)にて提供する。

 
ファミ通モバイルゲーム白書2022
発行・編:株式会社角川アスキー総合研究所
発売日:2022年2月4日
価格:PDF(CD-ROM)+書籍 セット版   97,900円(税/送料込)
         ※2022年3月31日まではキャンペーン価格 51,700円(税/送料込)
         書籍版 51,700円(税/送料込)
         PDF版(CD-ROM)版   46,200円(税/送料込)
判型・頁数: A4、 532ページ
販売ページ: https://f-ism.net/fgh/2022mobile.html
※当年鑑はオンラインショッピングサイト「ebten」のみの販売となる。

株式会社KADOKAWA
http://www.kadokawa.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社KADOKAWA
設立
1954年4月
代表者
代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
決算期
3月
直近業績
売上高2554億2900万円、営業利益259億3100万円、経常利益266億6900万円、最終利益126億7900万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9468
企業データを見る