JPYCは、2月9日、アイ・エス・アイソフトウェアー開発のASTERIA Warpとブロックチェーン基盤Ethereum上のERC20を接続する新しい「ASTERIA Ethereum アダプター」リリースした。
これにより日本円連動ステーブルコイン「JPYC」が様々な企業システムとノーコードで連携可能になった。
アステリア<3853>が提供する「ASTERIA Warp」は、異なるシステム同士をプログラミングなしでデータ連携できる基盤システムとして国内シェア15年連続No.1(※)のEAI(Enterprise Application Integration:企業アプリケーション統合)ツール。
※テクノ・システム・リサーチ「2021年ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB 市場編」より
「ASTERIA Warp」用にISIソフトウェアーが開発する「ASTERIA Ethereum アダプター」は、Ethereumと企業内システム等をノンプログラミングで連携することが可能となる製品。
ブロックチェーン特有の開発手法を意識することなく、ノンプログラミングでこれらの機能を実現できることでアプリケーション開発に集中することができます。実装にかける工数もコーディングする場合に比べると、大幅に削減することが可能。
2018年12月に提供を開始していた「ASTERIA Ethereum アダプター」に、このたび前払式支払手段扱いの日本円連動ステーブルコイン「JPYC」との連携機能が追加された。
左:会計システムとブロックチェーンを連携した支払イメージ
右:アダプターを使ったJPYCでの支払業務の自動化イメージ
ASTERIA Warp連携「ASTERIA Ethereumアダプター」のERC20規格への連携機能の追加により、JPYCの企業での活用が進み、日本円ステーブルコインの社会実装を推し進めていく。
販売価格(共に2月9日から提供開始)
◆ASTERIA Warp(通常ライセンスモデル)
「ASTERIA Ethereumアダプター」 1ライセンス:30万円(税別)
(保守サポート費用は対象正価の15%(年額)初年度より別途必要。)
◆ASTERIA Warp Core(サブスクリプションライセンスモデル)
「ASTERIA Ethereumアダプター」サブスクリプションモデル 1ライセンス:15,000円/月額(税別)
会社情報
- 会社名
- JPYC株式会社
- 設立
- 2019年11月
- 代表者
- 代表取締役 岡部 典孝