eスポーツカンパニーのFennelは、2022年2月28日、国内投資家を引受先とする第三者割当増資により、2億円の資金調達を行ったことを明らかにした。出資者に関する情報は開示されていない。
同社は、eスポーツチーム運営事業、eスポーツ大会運営事業、アパレル事業を展開している。
神奈川県横浜市でゲーミングベース「FENNELベース」を運営し最先端の練習環境を選手に提供し、国内外の大会で良好な成績を収めているという。
また、2022年2月にはニューヨークでeスポーツ世界大会【FFL GLOBAL CHALLANGE】を開催したほか、オリジナルブランドのアパレルやグッズの販売も行っている。
調達した資金の使途は以下のとおり。
1.選手等の採用・育成
国内外におけるeスポーツ選手の獲得、さらにはコーチ、アナリスト、アカデミー(育成枠)、ストリーマー(動画配信者)を積極的に採用する。
2.大会運営のバージョンアップ
グローバルチャレンジを中心とした大会エコシステムの形成、また企業対抗戦、学生向け大会などeスポーツプレイヤーの裾野を広げる大会を多数開催する。
3.オリジナルブランドの本格展開
アパレルを用いて、eスポーツ以外のカルチャーとのコラボレーションを生み出し、ファッション業界、さらには国外でも通用するファッションブランドを目指していく。
会社情報
- 会社名
- 株式会社Fennel(フェンネル)
- 設立
- 2019年8月
- 代表者
- 代表取締役会長 遠藤 将也/代表取締役社長 堀田 マキシム