三井不動産とNTTドコモ、小売向けの新たなサービス提供方法「RaaS」領域で協業 リアルとメタバースの2空間でスマートトイを体験



三井不動産とNTTドコモは、3月10日、小売向けの新たなサービス提供方法である「RaaS(Retail  as  a  Service)」領域で協業すると発表した。

3月18日~4月5日の期間限定で、三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY にてスマートトイを扱うポップアップストア「NEW POINT×THE-ST」を開催する。

本ストアは、「The 2nd ROOM」のコンセプトのもと生まれた、“過ごす”中での商品体験を重視しドコモが開発を進めている RaaS ソリューション「THE-ST(ザスト)」と、D2C ブランドのデジタルとリアル両面の取り組みをサポートする三井不動産のブランド支援プロジェクト「NEW POINT」それぞれの強みを掛け合わせ、商品を自由に試し、スペックや口コミだけではわからない魅力が体験できる新たなおもちゃ選びを提供する。


■NEW POINT×THE-STの特徴
・生活者のシーン毎にテーマを設けブランドをキュレーション
・リアルとメタバースの2つの空間で深いブランド体験を提供
・オンラインとオフラインの生活者行動から顧客インサイトを分析

●営業時間
2022年3月18日~3月25日12:30-19:00 2022年3月26日~4月5日 10:30-19:00

●会場
三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY 北館1F 東の広場

●出展企業
株式会社タカラトミー、株式会社セガトイズ、コクヨ株式会社、株式会社ほぼ日、株式会社バンダイ、ソースネクスト株式会社、株式会社ジオジャパン 
※順不同

■RaaS ソリューション「THE-ST」について



昨今、小売業界ではDX化がより求められている一方で、生活者は商品を実際に使用あるいは触ってみたい、企業は生活者との直接的接点を持ちたいなど、両者ともにリアルへの強いニーズを持っています。こうした背景を受け、ドコモは、生活者により深い商品体験を提供し、企業にはオンライン・オフラインの購買行動を可視化する「体験型店舗」を実現する RaaS 領域の新たなソリューションとして「THE-ST」の開発を進めている。

本ソリューションは、クラウドカメラを利用して店内環境を DX 化し、オンライン上の購買行動と組み合わせた分析が可能。さらに、店舗をバーチャルに再現したメタバース空間はアバターを自由に動かしながら商品を探したり、解説映像を見たり、非現実空間ならではの演出を楽しめるなど、ゲーム要素を交えて商品理解を深められる機能も有している。なお、本ソリューションは、今回の取り組み結果なども踏まえながら、商用提供をめざしている。

■ブランド支援プロジェクト「NEW POINT」について 
本ストアは、三井不動産が展開する D2C ブランド支援プロジェクト「NEW POINT」と「THE-ST」による共同企画。

「NEW POINT」はこれまで生活者のシーンに合わせブランドをキュレーションし、オフラインとオンラインで生活者とブランドが深く交わるような場を創出してきました。感性を共にするブランドが集う SNS やリアルの場に、店舗づくりのノウハウや什器、販売スタッフをシェアできる仕組みを掛け合わせて、ブランドのファンづくりをデジタル・リアル両面で総合的にサポートしていく。



■ポップアップストア「NEW POINT×THE-ST」について 
本ストアでは、生活者(体験者)は専用のWebサイトから商品を検索し、店舗での体験を予約のうえ、店舗で商品を体験し気に入れば D2C サイトなどで購入ができる。店舗では全7種類の「スマートトイ」を30分間自由に試すことができる。

また、店内に設置した端末からアクセスできるメタバース空間では自由に動き回りながら商品情報を視聴し、楽しみながら商品理解を深められる。

「スマートトイ」は、プログラミング教育の推進という観点で注目を集めており、生活者からの購入前体験を求める声が大きく、メーカーにも、実際の子どもの反応や保護者のインサイトを知りたいというニーズがあることから、今回取り扱うことになった。

 本ストア開催を通じ、ドコモは「THE-ST」のサービス性を検証し、三井不動産は「NEW POINT」の支援メニューの拡充性を検証する。ドコモと三井不動産は、本取り組みを通して、リアルとオンラインの2つの空間で味わうことができるおもちゃ選びの新体験を提供する。

特設サイト https://the-st.com/newpointSNS




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