【人事】サンリオ、創業者の辻信太郎氏が代表取締役会長を退任 野村高章氏と岸村治良氏が専務取締役、大塚泰之氏と中塚亘氏、齋藤陽史氏の常務取締役に

サンリオ<8136>は、この日(3月15日)、創業者で代表取締役会長の辻信太郎氏が退任すると発表した。今後は名誉会長として関わるという。常務取締役の野村高章氏と岸村治良氏も専務取締役に昇任することや、常務執行役員の大塚泰之氏、中塚亘氏、齋藤陽史氏が常務取締役に就任することも内定した。いずれも6月下旬開催予定の定時株主総会での決議を経て決定する。

他方、専務取締役の福嶋一芳氏と常務取締役の中谷隆英氏も退任する予定。福嶋氏は3月31日、中谷氏は定時株主総会終結の時をもって退任することも発表となった。

なお、1960年の創業以来、長年にわたり経営を担い、発展に多大な貢献をした功績と、在任中の労に報いるため、辻信太郎氏に特別功労金として3億円を贈呈するとのこと。2022年3月期において特別損失に計上する予定で、こちらも定時株主総会での承認を受けることが前提となる。

株式会社サンリオ
https://www.sanrio.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サンリオ
設立
1960年8月
代表者
代表取締役社長 辻 朋邦
決算期
3月
直近業績
売上高726億2400万円、営業利益132億4700万円、経常利益137億2400万円、最終利益81億5800万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
8136
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