ウォレットを提供するChainBow、日本マイクロソフトのスタートアップ支援プログラムに採択



ChainBowは、3月18日、ビットコインウォレット「ChainBow Wallet」とイーサリアムウォレット「Wallet 3」をリリースした。

また同社は、日本マイクロソフトのスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups」に採択されたという。

■Wallet 3紹介
Wallet 3を用いて、取引、資産運用、ゲーム、ソーシャルなどができる。Wallet 3は設計からコードまで安全に着目した暗号通貨ウォレット数百種類のブロックチェーン上のトークンとNFTの管理をサポート。Metamask交換性あるWeb3ブラウザを提供する。

安全性
ユーザーが陥りがちな操作ミスやハッカーによるフィッシング攻撃に備えている。

・送金時に一般アドレスとスマートコントラクトのどちらかを提示する。

・DAppが資産使用を許可する時のセキュリティ注意

・ENS時の全角文字偽ドメインを防ぐヒント

・設計からコードまで様々なセキュリティの問題を考慮し、技術標準を厳格に実施

・ソースコードを公開し、専門家の監査を受けていり


マルチチェーン
Wallet 3は、レイヤー2ネットワークとEVM互換チェーンを含む20以上のブロックチェーンを内蔵している。ユーザーは、内蔵されていないチェーンをいつでもワンクリックで追加することができる。マルチチェーン間をシームレスに切り替えることで、Metamaskの煩雑な作業を完全に回避できる。

内蔵したブロックチェーンネットワーク: Ethereum, BNB Chain、Optimism、Arbitrum、Aurora、Boba、Polygon、Fantom、xDai、Celo、Avalanche、OKEx Chain、Heco、Klaytnなど。

 
Web3 ブラウザー
Wallet 3はWeb3ブラウザを内蔵し、Metamaskを超える使いやすさを実現しているという。多くの機能が自動的に実行されるため、初めてブロックチェーンを利用する方でも快適に利用できる。

・URLを入力するとDAppの一覧が自動的に表示

・DApp接続時にネットワークが自動的に切り替わる。

・複数ページ切替機能

・ブックマーク機能
など 

・UniSwap、OpenSea、Pancake、Curve、MakerDAO、Compound、DyDx、Zapper、Mirror、Raribleなど数百のDAppリンクが内蔵されており、追加が続いている。

NFT
Wallet 3は、静的および動的なNFTを完璧にサポートし、ウォレットのアカウントに関連するNFTを自働的に識別することができる。NFTの他のアドレスへの送信もサポートする。

Openseaなどの取引プラットフォームをワンクリックで立ち上げて売買することができる。

応用シーン

・DeFi
DeFiは、次世代の金融インフラやサービスである。ウォレットのアドレスはあなたの資産口座になる。Wallet 3は、さまざまなトークン交換、借入、アセットブリッジを完璧にサポート。Wallet 3公式サイトではCompound Financeなど各種DeFiの利用チュートリアルを提供している。

・GameFi
ゲームは巨大企業の独占を変える方向性を持ち、ウォレット3はGameFiに重点的に対応しています。現在、AXSブロックチェーンRoninのサポートが組み込まれている。

・SociFi
ソーシャルアプリもWeb3での成長が期待されており、Mirror、RSS3などのアプリケーョンやプロトコルが台頭している。


[Microsoft For Startupsの支援内容]
https://startups.microsoft.com/