マンガを通じたコミュニケーションを目指すマンガナイトは、マンガ×学びの新たな拠点「マンガピット」「E Gallery」「マンガナイトBOOKS」を3月31日、豊島区南長崎にオープンすると発表した。オープンに合わせて、街歩きイベント「謎解ウォークラリートキワ荘の記憶 かきとらさんの挑戦」を3月31日～5月31日に実施する。
場所は、かつてマーケットと呼ばれた複数の店舗が集合した低層の商業施設「味楽百貨店」内。昭和20年代に建設した建物で、今回のオープンに合わせてリノベーションした。なお、同施設内に昭和の歴史や文化などを伝える豊島区立昭和歴史文化記念館(仮称)が2022年11月に開設する予定。
■施設概要
マンガピット
55.02平方メートル のゆったりとした広さの読書スペース。明るく開放的な空間で、子供や親子層が安心して読書を楽しめる。「これも学習マンガだ!～世界発見プロジェクト～」選出作品をはじめとした、学びに活きるマンガ、学習マンガ、マンガ研究資料など約7000冊を並べている。
施設内には、オリジナルのワークシートも用意した。コマやフキダシといったマンガの独特の表現を学べるほか、施設のマンガを使ってマンガの読み方を一段と深めることができる。そのほか、定期的なワークショップの実施を予定している。時間帯によって貸切利用もできる。日本財団の助成を受けて開設・運営する。
【名称】マンガピット
【開業】3月31日
【所在地】東京都豊島区南長崎3丁目4番10号 味楽百貨店1F
【開館時間】平日:13:15～15:45、16:00～18:30土曜・日曜・祝:10:30～13:00、13:15～15:45、16:00～18:30※2時間半ごとの入替制。途中から入れるが料金は同額になる。
【休業日】月曜、年末年始
【入館料】一般500円/中学生以下250円(小学生未満:無料)※毎週火曜は無料開放日になる。
【延床面積】16.64坪(55.02平方メートル)
【駐車場】なし
【運営】マンガナイト
【URL】https://pit.gakushumanga.jp/
E Gallery
原稿(原画)を展示するギャラリー。近年主流となりつつあるデジタル作画による作品を展示できるよう、デジタルギャラリーを用意した。直筆原稿ならではの迫力やデジタル作画のメイキング動画等、マンガの制作過程や舞台裏に迫ることができる。日本財団の助成を受けて、開設・運営する。
【名称】E Gallery(イーギャラリー)
【開業】3月31日
【所在地】東京都豊島区南長崎3丁目4番10号 味楽百貨店1F
【開館時間】平日:13:15～18:30土曜・日曜・祝日:10:30～18:30
【休業日】月曜、年末年始、展示準備日
【入場料】無料
【延床面積】6.14坪(20.31平方メートル)※マンガナイトブックス面積を含む
【駐車場】なし
【運営】マンガナイト
マンガナイトBOOKS
E Gallery内に併設されたマンガを中心とした新刊書店。 「これも学習マンガだ！」選出作品や展示関連書籍やグッズが購入できる。無人レジを導入し、コロナ禍でのソーシャルディスタンスを保つ。
【名称】マンガナイトBOOKS（マンガナイトブックス）
【開業】2018年10月2日（火）
【所在地】東京都豊島区南長崎3丁目4番10号 味楽百貨店1F（東京都文京区春日2-14-9より、 移転オープン）
【営業時間】平日：13:15～18:30 土曜・日曜・祝日：10:30～18:30
【休業日】月曜、 年末年始、 展示準備日
【入場料】無料
【延床面積】6.14坪（20.31平方メートル）※E Gallery面積を含む
【駐車場】なし
【運営】レインボーバード合同会社（代表：山内康裕）
【URL】 https://books.manganight.net/
■イベント情報
豊島区立トキワ荘マンガミュージアムや味楽百貨店など、トキワ荘通りに面したトキワ荘関連スポット5か所をめぐる街歩き謎解きラリー。トキワ荘やスポットにまつわる謎を解いてゴールを目指そう。メインキャラクターには地域のオリジナルキャラクター「かきとらさん」を採用している。
【名称】謎解きウォークラリー トキワ荘の記憶 かきとらさんの挑戦
【会期】3月31日～5月31日
【会場】豊島区マンガの聖地「トキワ荘通り」
【休業日】月曜
【料金】無料
【主催】マンガナイト トキワ荘協働プロジェクト協議会
【協力】豊島区
※チラシは「マンガピット」・「豊島区立トキワ荘マンガミュージアム」で配布している。
