ブロッコリー、23年2月期決算は営業益76％増の5億円と大幅増益を計画…新しい設計思想で開発するTCGと新作劇場版や1時間SPアニメを控えた「うたプリ」がけん引に

ブロッコリー<2706>は、2023年2月期の業績について、売上高63億円(前期比4.0%減)、営業利益5億円(同76.3%増)、経常利益5億3000万円(同69.5%増)、最終利益3億6000万円(同113.7%増)と大幅増益を見込んでいる。

・売上高:63億円(同4.0%減)
・営業利益:5億円(同76.3%増)
・経常利益:5億3000万円(同69.5%増)
・最終利益:3億6000万円(同113.7%増)
・EPS:41.16円

新作トレーディングカードゲーム(TCG)のプロジェクトが始動しており、従来のTCGには見られなかった設計思想を取り入れ、約10年ぶりの「完全新作」のオリジナルTCGとして制作を進めており、期中発売を予定している。この新作トレーディングカードゲームが「Z/X(ゼクス)」と続くカードゲーム部門の収益の柱に育てる考え。

また、昨年11周年を迎えた「うたの☆プリンスさまっ♪」は、新作「劇場版うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEスターリッシュツアーズ」がいよいよ本年9月2日に公開開始となり、さらにテレビアニメ1時間スペシャル「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEスターリッシュツアーズ～旅の始まり～」の放送が予定されている。

なお、2019年4月12日に策定した「中期経営計画」については、計画未達成となる。既存・新規IPの進捗状況や、事業環境変化を見定めながら、2023年春に次期中期計画を策定する予定だ。