モノバンドルは、4月14日、同社が運営するNFTインフラ「Hokusai」が複数チェーンに対応可能になり、「マルチチェーンのNFTのインフラ」としてシステムをアップデートした。
今回その第1弾としてEthereum・Arbitrumに対応開始している。
暗号資産業界ではブロックチェーンネットワークの混雑による取引遅延・GAS代(手数料)高騰などの問題が頻発していることなどから様々な特徴を持つブロックチェーンの需要が高まり、マルチチェーン化している。
NFTマーケットプレイスのマルチチェーン対応のみならず、今後複数のチェーンに対応するNFTプロジェクトも増えてくることを予想している。
現在、Hokusaiではイーサリアムブロックチェーン向けのレイヤー2スケーリングソリューションであるPolygonネットワークに対応しているものの、市場の変化に適応し、マルチチェーン対応になることで、より多くのNFTビジネス導入を検討する個人・事業者にサービスが提供できるようになると考えている。
また、トランザクションの詰まり等の問題が発生した場合も、複数チェーンに対応することで他チェーンでの対応が可能となり、NFTの発行時のリスクが分散されるなど顧客体験(UX)の向上にも繋がる。今回の実装により、計3つのチェーンに対応しや。
近日中に第2弾のアップデートも予定しており、引き続き対応チェーンを増やしていくことでWeb3の流動性を高めていく。
■アップデートの内容
EthereumとArbitrumの2つのチェーンのメインネット・テストネットへの対応が実装された。今回の変更により、サブドメインが廃止され、エンドポイントにネットワーク名が含まれるようになりました。ネットワークによって、コントラクトのデプロイ先と起動先が切り替わる。
アップデート後の対応チェーン
・Polygon
・Ethereum
・Arbitrum
▼Hokusaiの始め方・料金の詳細はドキュメントを確認できる。
https://docs.hokusai.app/docs/hokusai/ZG9jOjIyMDIxMDIx-hokusai
会社情報
- 会社名
- モノバンドル