サイバーステップ、第3四半期(6~2月)決算は売上高38.0%減、12.7億円の営業赤字を計上 事業構造改善費用2.2億円を新たに特別損失に計上

  • サイバーステップ<3810>は、4月14日、2022年5月期の第3四半期累計(6~2月)の連結決算を発表、前年同期比で大幅な減収、赤字幅拡大となった。

    なお、最終赤字が膨らんでいるのは、「トレバ」に係る固定資産の減損損失1億6400万円を特別損失として計上していることも影響している。

    売上高58億4900万円(前年同期比38.0%減)
    営業損益12億7800万円の赤字(前年同期3億6000万円の赤字)
    経常損益13億2700万円の赤字(同4億1900万円の赤字)
    最終利益17億9100万円の赤字(同3億7200万円の赤字)

    売上高は、継続的な販促活動による集客への効果を見込んでいたが、売上高の向上へ寄与するまでには至らなかった。コスト面では、自社内における既存コストや「トレバ」における配送に伴う費用および拠点運営に伴う費用などの見直しによるコスト削減へ向けた取り組みを進めた。

    また、第2四半期期間より発生している事業構造の再構築による収益の改善に向けた施策が、第3四半期期間においても発生したことにより、事業構造改善費用2億2900万円を特別損失へ計上している。

    ■通期予想は引き続き非開示
    2022年5月期の連結業績予想については、現段階で合理的な業績予想の算定が困難なことから引き続き未定としている。今後、適正かつ合理的な予想が算出可能となった時点で速やかに公表する予定だ。

サイバーステップ株式会社
https://corp.cyberstep.com/

会社情報

会社名
サイバーステップ株式会社
設立
2000年4月
代表者
代表取締役社長 佐藤 類
決算期
5月
直近業績
売上高29億8600万円、営業損益14億5500万円の赤字、経常損益15億2000万円の赤字、最終損益14億5800万円の赤字(2024年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3810
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