【ゲーム株概況(4/14)】BLCゲーム関連事業への参入や新作情報開示のワンダープラネットが急動意 3Q決算で大幅営業赤字計上のケイブが大幅続落
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4月14日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比328.51円高の2万7172.00円で取引を終えた。米国市場でのハイテク株高を受けて、国内市場もハイテク株を中心に買いが先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ワンダープラネット<4199>が一時1800円台まで買われるなど、急動意を見せた。ワンダープラネットは、前日4月13日に第2四半期決算の発表と同時にブロックチェーンゲーム関連事業のための子会社をシンガポールに設立することや、コンシューマー系ゲーム開発会社と「全世界同時配信・同時運営」の共同事業新規タイトルの開発を開始したことを発表したことが市場の関心を集めているようだ。
また、グリー<3632>が年初来高値を更新し、東京通信<7359>やサンリオ<8136>も高い。
経済系Webメディアでゲームエンジンを担う企業として紹介されたシリコンスタジオ<3907>はストップ高まで買われた。
半面、前日4月13日に発表した第3四半期決算で営業赤字が7.2億円まで拡大したケイブ<3760>が大幅続落し、バンク・オブ・イノベーション<4393>やcoly<4175>なども売られた。
第2四半期決算が黒字転換を果たしたものの、業績予想を下回っての着地となったトーセ<4728>は反落した。
ほか、ギークス<7060>やカヤック<3904>、ドリコム<3793>などもさえない。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760
会社情報
- 会社名
- 株式会社トーセ
- 設立
- 1979年11月
- 代表者
- 代表取締役会長 齋藤 茂/代表取締役社長 渡辺 康人
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高46億1500万円、営業損益5億2200万円の赤字、経常損益5億100万円の赤字、最終損益2億6000万円の赤字(2024年8月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4728
会社情報
- 会社名
- ワンダープラネット株式会社
- 設立
- 2012年9月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 常川 友樹
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高24億4900万円、営業利益1億2100万円、経常利益1億1300万円、最終利益9200万円(2024年8月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4199