HashPortは、4月15日、ブロックチェーン技術を用いた金融インフラ事業に取り組むHashBankを会社分割（新設分割）により設立したと発表した。
代表取締役CEOはHashPort取締役CBDOを務める辻 和幸（つじ かずゆき）氏が兼任する。
HashBankは、HashPortのウォレットシステム事業を承継し、暗号資産交換業者に提供している「Fressets Wallet」をはじめ、暗号資産の安全な決済に関するトータルサービスをグループ一体となり推進していく。
「Fressets Wallet」は、暗号資産の安全な保管・流通において重要な役割を担うエンタープライズ向けのカストディウォレットとなる。
高いセキュリティレベル・完全オフラインのコールド環境・暗号鍵管理に精通したエンジニアチームによるサポート等を特徴とし、国内の複数の暗号資産交換業者に採用されている。また、HashBankでは研究開発や新しい取り組みも進めており、今年度内に決済分野の新規事業の立ち上げを予定している。
