モブキャストHD、キック・アスの破産開始を受けて800万円の債権が取り立て不能になるおそれ 『転生したらスライムだった件 ~魔国連邦創世記~』を共同運営
モブキャストホールディングス<3664>は、この日(4月15日)、子会社モブキャストゲームスの取引先であるキック・アスが3月23日付で破産手続開始となったことに伴い、合計800万円の債権について取立不能または遅延のおそれがあると発表した。内訳は、売掛債権1000万円、前受債務100万円の差し引き800万円となるという。
キック・アスは、『賢者の孫~究極魔法伝説~』を今年2月まで運営していたほか、モブキャストゲームス(旧ゲームゲート)と共同で『転生したらスライムだった件 ~魔国連邦創世記~』を運営しており、それに関連した債権のようだ(現在はモブキャストゲームスの単独運用になっている)。
また、キック・アスが提供していた『盾の勇者の成り上がり~RERISE~』についてはパラダイムシフトに移管され、サービス継続となっているもようだ。
同社では、取立不能または取立遅延のおそれのある対象債権を精査するとともに、法的対応も含めて弁護士を交えて対応策を検討中であり、引き続き債権回収に努める、としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社モブキャストホールディングス
- 設立
- 2004年3月
- 代表者
- 代表取締役CEO 藪 考樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7100万円、営業損益4億2800万円の赤字、経常損益4億3600万円の赤字、最終損益3億8000万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3664
会社情報
- 会社名
- キック・アス
会社情報
- 会社名
- NINJIN株式会社(旧X-VERSE)
- 設立
- 2018年2月
- 代表者
- 吉田 安寛
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 馬に関するIPを用いたゲーム及びデジタルコンテンツ等のプロデュース事業
- 上場区分
- 未上場