ミラティブ、ゲームとライブ配信を融合させた「ライブゲーミング」事業における開発者向け開発環境を提供 説明動画も公開

ミラティブは、ゲーム開発パートナーに向けたライブゲーム開発環境とゲーム開発用のAPIを含む「Mirrativ Connect for Developers」を提供する。

1月13日から先行開発パートナーを募集して以降、約2週間で50社以上のゲーム開発会社から問い合わせが届いたという。さらに多くの企業に迅速に開発を行ってできるよう、「Mirrativ Connect for Developers」では、開発パートナーがMirrativアプリ上で起動するゲームの開発を直接行うことができる。

ライブゲームの詳しい情報については、下記申し込みフォームリンクまたは本日公開したゲーム開発者向け説明動画を確認してほしい。

▼開発パートナー申し込みフォーム
https://mirrativ.notion.site/55754f1282004191910bd8ad3f729807

■ゲーム体験の新しい潮流「ライブゲーミング」とは


配信中のゲームに視聴者が介入できる、ゲームとライブ配信が融合した次世代のゲーム体験となる。視聴者は従来のライブ配信のようにコメントやギフトアイテムを贈るだけでなく、実際に配信者といっしょにゲームをプレイする「参加型ライブゲーム」や、ギフトアイテムを通じてゲームに対して影響を与える「介入型ライブゲーム」など、今までのゲームやライブ配信とは全く違った体験を楽しむことができる。

すでに「Mirrativ」内ではライブゲーミング関連の売上が月間1億円を突破しており、昨年12月には、参加型ライブゲーム「エモモバトルドロップ」単体で5,000万円の売上を突破した。

海外では、ライブゲーミングに関連したスタートアップ企業が大型調達を行っている。世界的にも、ライブゲーミングは次世代のゲーム体験として注目が集まっている。

ミラティブは、ライブゲーミングを、新たなゲーム産業のビッグトレンドと確信しており、2022年中にライブゲームを50タイトル以上リリースすることを目指する。開発パートナーへの開発費支援や社内の人員強化を含め、ライブゲーミング事業への投資をより強化していく。

■ライブゲーム開発のポイント①低開発費ながらも大きな可能性を持つ


昨今、スマホゲームの開発費が高騰する中で、当社が開発したライブゲーム「エモモバトルドロップ」の開発費は約3,000万円~4,000万円となった。

「エモモバトルドロップ」
●開発人数:7名
●開発期間:4ヶ月
●開発費 :約3,000万円~4,000万円
●売上:約5,000万円(2021年12月1日~9日の9日間)

また、2022年4月までに先行開発パートナーとリリースした4本のゲームも、1本あたりの平均開発費は約1,500万となり、低開発費で今後さらに伸びる市場へチャレンジできる可能性がライブゲーミングには存在している

■ライブゲーム開発のポイント② 慣れ親しんだ環境での開発が可能


ミラティブでのライブゲームはUnityで開発したゲームをWebGLでビルドし展開する。そのためUnityの開発者であればすぐに開発を始めることが可能。

また、当社の提供する「Mirrativ Connect for Developers」では、ライブゲーム開発用にAPIを準備している。APIを使用することで、よりゲーム開発を容易にする環境を構築予定。APIの種類は、引き続き開発パートナーの要望に沿って増やしていく想定。

■ライブゲーム開発のポイント③開発費のサポートとレベニューシェアモデルの導入
現在、ミラティブでは開発パートナーの企画に応じてゲーム開発費用をサポートするキャンペーンを行っている。1本あたり1,500万円以上の開発費をミラティブが負担した実例も既にある。

まずはライブゲームを多く開発し、ユーザーに楽しんでできる事例を創出することを最優先にしたいという思いから、上記のような取り組みをしている。

ライブゲーム開発のビジネスモデルは、基本的に、アイテム課金・ギフト課金に応じたレベニューシェアとなる。座組によっても柔軟に対応が可能。現在は初期キャンペーン中となっており、以下を基礎パッケージとして進行中。

●開発費を両者で折半→ミラティブ5:開発パートナー5でレベニューシェア
●開発費をパートナーが負担→ミラティブ3:開発パートナー7でレベニューシェア
●開発費をミラティブが全て負担→投資回収後ミラティブ7:開発パートナー3でレベニューシェア
※配分はすべて決済手数料控除後となる
※ミラティブに配分された売上から、ユーザーへの収益還元費用を捻出する
※初期キャンペーン終了後の開発タイトルについてはモデルを変更予定なので、予め注意してほしい

■Mirrativでのライブゲーム開発事例
「エモモランあーるぴーじー」

ゲーム配信中に、視聴者がアイテムを贈ることができる、ユーザー介入型のランゲーム「エモモランあーるぴーじー」。アイテムが配信者の勝敗に直接影響するため、通常のゲーム実況のようにコメントをする以上の一体感が生まれる。

※ライブゲーム開発でのエモモアセットの使用は、現時点では不可となる。

「ユメゴッコ -Yumekui Onigokko-」

同じ配信内にいるプレイヤーが「鬼」と「逃げるユーザー」に分かれてプレイする、ユーザー参加型ゲーム「ユメゴッコ -Yumekui Onigokko-」。声かけや互いのリアクションがゲームをプレイする上でとても重要になる。

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