カヤック、22年第1四半期は売上高44.1%増の40.6億円 ハイパーカジュアルが想定以上に推移



カヤック<3904>は、2022年12月期の第1四半期の連結決算を発表し、売上高40億6300万円(前年同期比44.1%増)、営業利益3億5500万円(同1.2%増)、経常利益3億9600万円(同0.1%増)、最終利益2億5700万円(同16.1%減)と、大幅な増収と増益(営業利益)を達成した。四半期ベースで過去最高の業績という。

・売上高40億6300万円(前年同期比44.1%増)
・営業利益3億5500万円(同1.2%増)
・経常利益3億9600万円(同0.1%増)
・最終利益2億5700万円(同16.1%減)

ゲームエンタメ関連の売上高は23億7888万円(前年同期比141.2%増)と成長した。ハイパーカジュアルゲーム(以下ハイカジ)が引き続き大きく伸長している。

① クリエイティブプロデュース
クリエイティブプロデュース関連の売上高は、7億9701万円(前年同期比2.6%減)となった。

新しい技術とアイデアに挑戦し、クライアントとその先にいるユーザーに新しい体験を提供することで、クライアントのマーケティング及びブランディングに資する広告を提供している。

スマートフォンの普及や新しい技術の出現を背景に、WEB領域にとどまらないリアルと連動した案件が増加傾向にある。また、同社の企画力、技術力をもとにクライアントの新製品開発を支援する領域にも進出している。

② ゲームエンタメ
ゲームエンタメ関連の売上高は23億7888万円(前年同期比141.2%増)となった。

「ぼくらの甲子園!ポケット」、「キン肉マン マッスルショット」、ハイパーカジュアルゲーム、㈱カヤックアキバスタジオでの受託ゲーム開発が売上高の大部分を占めている。

ハイパーカジュアルゲームについては、2022年第1四半期に新作タイトル「Balance Duel」および「Draw Saber」を正式にリリースし、既存タイトルの一
部にピークアウトの傾向が出ているものの、ダウンロード数は直前四半期比25.1%増の7124万件となった。

なお、「Draw Saber」は、Google Play US版の無料ゲームランキングで2022年4月に1位を獲得した。また、㈱カヤックアキバスタジオでの受託事業は拡大基調にある。

③ eスポーツ
eスポーツ関連の売上高は、4億4864万円(前年同期比25.3%減)となった。

ゲームファンに向けた一連のコミュニティサービスを展開しています。ウェルプレイド・ライゼスト㈱のeスポーツ事業、スマートフォンゲームに特化したコミュニティの「Lobi」、トーナメントプラットフォームの「Tonamel」が売上高の大部分を占めている。

ウェルプレイド・ライゼスト㈱ではオミクロン株の流行もあり、eスポーツ大会等の運営に関する受託案件が軟調に推移した。一方で、コミュニティに寄り添った運営により、2022年第1四半期におけるTonamelの大会開催数は直前四半期比0.4%増の3102件となった。


④ ちいき資本主義
ちいき資本主義関連の売上高は、1億5699万円(前年同期比16.3%減)となった。

地方公共団体や地域企業に対して、まちづくりに関するコンテンツの開発とサービスの提供を行っている。移住プラットフォームサービスの「SMOUT」、コミュニティ通貨サービスの「まちのコイン」、地域プロモーションの受託、鎌倉市内で展開するまちづくり事業などのサービスが売上高の大部分を占めている。

2022年3月末時点で、SMOUTの累計登録ユーザー数は直前四半期末比9.4%増の3.74万人となり、順調に拡大している。


⑤ その他サービス
その他サービス関連の売上高は、2億8236万円(前年同期比23.6%増)となった。

ブライダルプラットフォーム「プラコレWedding」は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、2020年上半期に業績が悪化した後、緩やかな回復基調にある。また、湘南地域への移住ニーズが追い風となり、子会社で展開する不動産仲介業が堅調に推移している。


■2022年12月期の見通し
2022年12月期は、売上高150億円(前期比19.4%増)、営業利益15億円(同31.2%増)、経常利益15億円(同18.4%増)、最終利益10億円(同20.6%増)と2ケタ超の増収増益を見込む。

・売上高150億円(前期比19.4%増)
・営業利益15億円(同31.2%増)
・経常利益15億円(同18.4%増)
・最終利益10億円(同20.6%増)

株式会社カヤック
http://www.kayac.com/

会社情報

会社名
株式会社カヤック
設立
2005年1月
代表者
代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
決算期
12月
直近業績
売上高125億6600万円、営業利益11億4300万円、経常利益12億6600万円、最終利益8億2900万円(2021年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3904
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