【レビュー】『ポケモンユナイト』に本日より参戦した「エーフィ」の使用感をお届け! ユナイトわざ「サイコソラール」の長時間拘束で敵を一網打尽に!


ポケモンは、『ポケモンユナイト(Pokémon UNITE)』において、本日(5月16日)より、新たなポケモン「エーフィ」を追加した。

本稿では、ゲーム内で判明したわざの詳細や、その使用感レビューをお届けしていく。


▲エーフィは、遠隔・アタック型。耐久能力は低いものの、遠距離から相手のポケモンに大ダメージを与えることが得意。


▲ゲーム開始時はイーブイから始まり、レベル4でエーフィに進化する。

イーブイは通常攻撃の3回目が強化攻撃となり、命中時に与えるダメージが増加する。エーフィになると、一定時間が経つたびに通常攻撃が強化攻撃となり、前方へ光線を発射する。命中した相手のポケモンに与えるダメージが増加し、少しのあいだ移動速度を下げる。

また、イーブイの特性は「きけんよち」で、妨害を受けそうになったとき、それを回避し、少しのあいだ妨害されなくなる。エーフィになると特性が「マジックミラー」に変化し、「きけんよち」と同様の効果に加えて、同時に、妨害を仕掛けてきた相手のポケモンにダメージを与え、少しのあいだ移動速度を下げる。どちらの特性も、一度この特性が発動すると、次に発動するまで一定の待ち時間が必要となる。

ここからは覚える技を紹介していく。まずはイーブイが使用できる「スピードスター」と「なきごえ」について。「スピードスター」は円範囲でカーソルを合わせる形となっており、ニンフィア進化前のイーブイの仕様とは全く異なる。また、リキャストタイムにも1秒の違いがあるので注意が必要だ。「なきごえ」は、前方奥義範囲で必中となっているうえ、相手に当てることで移動速度も下げることができる。「スピードスター」は全弾当てることでかなりのダメージを出せるため、まずは「なきごえ」を当てて相手の移動速度を下げてから、「スピードスター」の全弾ヒットを狙う形で相手のポケモンとのバトルを制したい。


●スピードスター
リキャスト:6秒
わざ種別:遠隔
星形の光を発射して相手のポケモンを攻撃し、ダメージを与える。


●なきごえ
リキャスト:7秒
わざ種別:必中
指定した相手のポケモンをなきごえで攻撃し、ダメージを与えて少しのあいだ移動速度を下げる。

レベル4でエーフィに進化することで、「サイコショック」か「アシストパワー」を覚えられる。「サイコショック」の使用感は前述した「スピードスター」と同様で、円範囲で指定した範囲に複数の念波が飛んでいく形となる。全弾当てることで行動妨害もできるため、より狙いを定めることが重要となる。後述する「みらいよち」と併せて全弾ヒットを狙おう。一方、「アシストパワー」は自身を中心にした円範囲攻撃となる。必中のため範囲内にさえ入れてしまえば攻撃が当たる仕様となっているが、攻撃先がランダムとなっている点には注意が必要だ。また、わざを使用する際はHPゲージ下に表示されているサイコパワーをしっかり溜めてから撃つようにしよう。


●サイコショック
リキャスト:5秒
わざ種別:遠隔
念波をいくつか実体化し、指定した場所を攻撃する。当たった相手のポケモンにダメージを与え、少しのあいだ移動速度を下げる。発射された念波をすべてくらった相手のポケモンがいた場合、そのポケモンは少しのあいだ行動できなくなる。アップグレード後は、念波の飛ぶスピードが速くなる。


●アシストパワー
リキャスト:5秒
わざ種別:必中
範囲内にいる相手のポケモンにサイコパワーをランダムに放ち、ダメージを与えて少しのあいだ移動速度を下げる。サイコパワーは一定時間が経つたび、または強化攻撃を相手のポケモンに命中させるたびに溜まっていく(5発分まで)。わざを使うと、少しのあいだ移動速度が上がる。アップグレード後は、残りHPの割合が低い相手のポケモンに、追加ダメージを与えるようになる。

続いて、レベル6で「サイケこうせん」か「みらいよち」を覚えられる。「サイケこうせん」は、乱戦になりがちなサンダーやカジリガメの取り合いにおいて、相手を牽制できる優秀なわざとなる。HP割合が高い相手に当てるほど、その後の拡散ダメージも上がるため、相手と見合う状況になればより強くわざを使うことができる。拡散ダメージは移動速度低下や行動妨害の効果もコピーされるため、味方に合わせる形でわざを撃つこともなるべく意識したい。一方、「みらいよち」は、ロックオン中に相手ポケモンのKOが取れれば、その後のパワーアップにも繋がるため、かなりバリューの高いわざとなる。一気に高火力を叩き込めるという点で、「みらいよち」を選択するのであれば、もう一方のわざは「サイコショック」をオススメしたい。


●サイケこうせん
リキャスト:9秒
わざ種別:遠隔
指定した方向へ光線を放つ。光線は、相手のポケモン1匹に当たると、そこから後ろへ拡散して範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与える。最初に当たった相手のポケモンの最大HPが高いほど、拡散で与えるダメージも増加する。また、最初に当たった相手のポケモンが移動速度を下げられていたり、行動できなくされていたりした場合、拡散を受けた相手のポケモンにも同じ効果を付与する。アップグレード後は、行動できなくされていた相手のポケモンに追加ダメージを与えるようになる。追加ダメージは、わざ終了後、このわざのせいで行動できなくなった相手のポケモンにも与えられる。


●みらいよち
リキャスト:9秒
わざ種別:必中
相手のポケモンを1匹ロックオンする。数秒後ロックオンしたポケモンを中心に、範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与える。与えるダメージは、ロックオンしていた相手のポケモンの残りHPが低いほど増加する。ロックオン中は、エーフィのほかのわざもロックオンした相手のポケモンを優先的に攻撃するようになり、ダメージを与えるたび、みらいよちの待ち時間が短くなる。ロックオンしたのが相手チームのポケモンで、かつ、ロックオン中にそのポケモンがKOされると、エーフィの「サイコショック」または「アシストパワー」が少しのあいだ1回分だけパワーアップする。「サイコショック」がパワーアップすると、より強力な念波を一点に集め、爆発を起こして範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与えられるようになる。「アシストパワー」がパワーアップすると、より多くのサイコパワーを放てるようになり、命中時に自分のHPが回復するようになる。アップグレード後は、エーフィのみらいよちでロックオンした相手のポケモンに与えられるダメージが増加する。

最後に、ユナイトわざ「サイコソラール」について。特筆したいポイントは、何より広範囲に長時間の行動妨害を付与できる点だろう。ダメージが飛びぬけて強いわけではないが、味方のポケモンと連携することで相手陣を一網打尽にすることも可能となっている。サンダーの奪い合いにおいては、複数のポケモンを一度に拘束できる点が非常に魅力的だ。なお、ユナイトわざを覚えるレベルが8と早く、ニンフィアやプクリンと同様のタイミングとなっていることも覚えておこう。


●サイコソラール
わざ種別:範囲
範囲内にいる相手のポケモンをサイコパワーで吹き飛ばして宙づりにし、時間差で爆発も引き起こす。これによって範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与え、つきとばす。

今回、エーフィを使用してみて感じたのは、複数を相手にかなりの高火力が出せるということ。ただし、移動わざがないため相手から逃げるのが難しく、勇んで突っ込むとすぐにKOされてしまう点に注意。中距離アタッカーということを意識してしっかりと味方のサポートを待ちつつ、攻撃を行いたい。相手と見合って削り合いをしているうちはかなり有利を取りやすいため、自身がKOされないよう立ち回りつつ、相手がKOラインに入ったらユナイトわざで仲間と連携して一気に殲滅してしまおう。

そのほか、今回「エーフィ」が参戦したことで新たなホロウェア「エオスざスタイル エーフィ」も登場している。こちらはジルトレーダーズより、通常はジェム2199個で、現在は期間限定の割引価格のジェム1539個で購入可能となっている。エーフィを使用してユナイトバトルに挑みたいという方は、購入を検討してみてはいかがだろうか。



(文 編集部:山岡広樹)



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