【ゲーム株概況(5/18)】主要株主の株式売却完了による需給改善期待で東京通信がS高 国内証券が目標株価引き下げのサイバーエージェントは3日続落
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5月18日の東京株式市場では、日経平均は4日続伸し、前日比251.45円高の2万6911.20円で取引を終えた。前日の米国市場の上昇を受けて、国内市場も景気敏感株などを中心に買い物が先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、モブキャストHD<3664>が大幅続伸したほか、ワンダープラネット<4199>が上げ幅を拡大して4日続伸した。
また、主要株主だった資産管理会社YSホールディングスによる株式売却が完了したと発表した東京通信<7359>は、需給環境が改善に向かうとの見方からストップ高した。
大手ゲーム株では、スクウェア・エニックスHD<9684>が4日続伸し、一時6000円台を回復する場面があった。
周辺株では、「NVIDIA Omniverse Partner Council Japan」に参画したことを発表したシリコンスタジオ<3907>がストップ高した。
半面、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断「ニュートラル」を継続し、目標株価を1550円から1450円に引き下げたサイバーエージェント<4751>が3日続落した。
ほか、ギークス<7060>やサンリオ<8136>などが安く、コムシード<3739>は一時ストップ安まで売られるなど、荒い値動きを見せた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751
会社情報
- 会社名
- 株式会社東京通信グループ
- 設立
- 2015年5月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高62億1900万円、営業損益1億3300万円の赤字、経常利益3億5700万円、最終損益2億400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7359
会社情報
- 会社名
- シリコンスタジオ株式会社
- 設立
- 2000年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 梶谷 眞一郎
- 決算期
- 11月
- 直近業績
- 売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3907