
12月15日前場の東京株式市場は反落。日経平均株価は、前営業日比744円45銭安の5万0092円10銭で午前中の取引を終えた。前週末のハイテク株の下落を嫌気し、指数寄与度の高い半導体関連の下落が目立った。
【主要指数】
・日経225: 50,092.10(-744.45)
・TOPIX: 3,417.19(-6.64)
・ドル/円: 155.53(-0.32)
・ダウ: 48,458.05(-245.96)
・ナスダック: 23,195.17(-398.69)
・SOX: 7,033.57(-377.92)

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、先週末の10月締め決算発表企業で明暗が分かれており、coly<4175>がストップ高買気配となっている一方で、GENDA<9166>、Link-U<4446>、HEROZ<4382>、gumi<3903>が値下がり率上位に入った。

また、登録されている97銘柄のうち、上昇は57銘柄(59%)、下落は32銘柄(33%)、変わらずは8銘柄(8%)で、買い優勢だった。前週から続く出遅れ銘柄・セクターを物色する動きが続いていると見られるが、本格的な水準訂正までには至っていない。
大手ゲーム関連を見ると、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>が高く、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>が安い。


その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>が高く、トーセ<4728>、ユークス<4334>、エヌジェイHD<9421>が安い。


モバイルゲーム系の銘柄は、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>が高く。


アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、東映アニメ<4816>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が高く、GENDA<9166>、エディア<3935>が安い。


このほか、オーバーラップHD<414A>やアルファポリス<9467>、東映アニメ<4816>、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>が値上がり率上位となった。


■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。