Synamonは、5月23日、Astar Networkとパートナーシップの締結を発表した。NFT領域における活用を中心に連携を行っていく。
■連携の背景
Synamonでは、 スマートフォンを含むマルチデバイスからアクセスができ、 人数規模や用途に応じて柔軟に使い分けが可能であり、 NFT活用を含む幅広いユースケースに対応可能なメタバース総合プラットフォームの開発を4月に発表した。
サービスの特徴としてNFT活用を掲げているものの、 世界的に主要なチェーンである「Ethereum(イーサリアム)」を用いたNFTでは各種やり取りに必要な手数料となるGas代の高騰が問題視されている。
この現状の中でAstar Networkは強みの一つとしてGas代の安さが挙げられており、 さらに、 メタバース領域においても重要なコミュニティがとても活発なことや、 NFTへの対応への注力も掲げられていることから今回パートナー連携に向けての話を進めていた。
Synamonにて開発中のメタバース総合プラットフォームも、 デバイスや用途の柔軟性のみならず、 特定のブロックチェーンにとらわれることなく、 複数のチェーンを活用出来るようなチェーンの柔軟性も特徴の一つとして開発を進めており、 Astar Networkが掲げるマルチチェーン・スマートコントラクト・ハブとなる思想とフィットしていることも連携背景の一つとなっている。
今後は、プラットフォーム上で活用可能なチェーンの選定を進める中でAstar Networkを主要なパブリックチェーンの1つとして採用し、 Synamon内やクライアント企業とのメタバース空間におけるNFTを中心とした様々な活用に対して対応展開を予定している。
会社情報
- 会社名
- Synamon