人気NFTシリーズ『Bored Ape Yacht Club』のディスコードがハッキングで4800万円分が流出 過去にインスタのアカウントハックで億単位の被害

人気NFTシリーズ『Bored Ape Yacht Club』(BAYC)のディスコードがハッキングされ、200イーサリアム分(4800万円程)が影響を受けたと公式Twitterで発表があった。


状況を調査中としながらも、影響を受けた人はNFTを取り仕切るyugalabsまで連絡してほしいとしている。

問題の発見は、OKHotshot氏のツイートが発端のようだ。同氏いわく「BAYCとOtherSideのディスコードが危険。コミュニティマネージャーBorisVagnerのアカウントに侵入したハッカーが、フィッシング攻撃を行い145イーサリアム以上が盗まれたようだ」としている。



Bored Ape Yacht Club(BAYC)関連では、今年4月に公式Instagramがハッキングの被害にあったことは記憶に新しい。ハッカーは、BAYCの運営になりすましてAirdorp(無料配布)を餌に、URLリンク付きの投稿を行った。そのURLリンク先で署名を認証した人のデジタル資産がハッカーの手に渡ってしまうという事件だ。被害額は数億円規模とされている。