【ゲーム株概況(6/6)】でらゲーの買収を発表のケイブがS高 新株予約権付社債と新株予約権による資金調達発表のモブキャストHDは反落
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6月6日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比154.32円高の2万7915.89円で取引を終えた。朝方は売り物が先行したものの、為替が1ドル=130円台後半まで円安方向に振れたこともあり、輸出関連株などを中心に買いが広がった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ケイブ<3760>がストップ高まで買われた。ケイブは、前週末6月3日に『モンスターストライク』の開発実績を持つゲーム開発会社でらゲーを50億円で買収すると発表したことが市場の関心を大きく集めているようだ。
また、サイバーステップ<3810>が連日のストップ高となったほか、ガーラ<4777>や東京通信<7359>もストップ高した。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断「ニュートラル」を継続し、目標株価を6990円から8640円に引き上げたコナミHD<9766>もしっかり。
半面、前週末3日に新作アリスフィクション』の事前登録開始を材料に急動意を見せたワンダープラネット<4199>が反落した。
3日にEVO FUNDを割当予定先とする新株予約権付社債と新株予約権の発行で約6億円調達することを発表したモブキャストホールディングス<3664>は、希薄化への懸念から反落した。
ほか、ブシロード<7803>やビーグリー<3981>、バンク・オブ・イノベーション<4393>などがさえない。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役副社長 安藤 裕史
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高14億900万円、営業損益8億1300万円の赤字、経常損益8億1200万円の赤字、最終損益9億3600万円の赤字(2022年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760
会社情報
- 会社名
- 株式会社モブキャストホールディングス
- 設立
- 2004年3月
- 代表者
- 代表取締役CEO 藪 考樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高45億3700万円、営業損益3億7300万円の赤字、経常損益3億9800万円の赤字、最終損益10億1300万円の赤字(2021年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3664
会社情報
- 会社名
- コナミグループ株式会社
- 設立
- 1973年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 上月 景正/代表取締役社長 東尾 公彦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2995億2200万円、営業利益744億3500万円、最終利益548億600万円(2022年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム(ロンドン証券取引所にも上場)
- 証券コード
- 9766