ANYCOLOR、22年4月期決算は売上高73％増の132億円、営業益160％増の37億円と大幅増収増益を見込む　設立からわずか5年で驚異的な成長遂げる

ANYCOLOR<5032>は、2022年4月通期の単独決算について、売上高132億5900万円(前の期比73.6%増)、営業利益37億8500万円(同160.7%増)、経常利益37億5300万円(同158.6%増)、最終利益24億9700万円(同166.4%増)と大幅な増収増益を見込んでいる。2017年の会社設立からわずか5年でこの規模まで成長したのは驚くしかない。

・売上高:132億5900万円(同73.6%増)
・営業利益:37億8500万円(同160.7%増)
・経常利益:37億5300万円(同158.6%増)
・最終利益:24億9700万円(同166.4%増)

同社は、「にじさんじ」と呼ばれるVTuberグループの運営を行っており、所属するライバーは約150名となる。日本国内だけでなく、2019 年より中国と英語圏と海外でもビジネス展開を行っている。

アドセンスやスーパーチャットなどが収益源のライブストリーミング領域で22％増、コマース領域で88％増、企業のプロモーション支援が134％増とそれぞれ伸びを見込んでいる。プロモーション支援はインバウンドのみで、営業スタッフを採用して積極的に営業を行っていくという。

また、海外ビジネスは立ち上げ時期で大きな伸びを見込んでいないが、各地域における認知拡大施策、興味関心の誘引施策、継続市長施策等を通じた拡大を行っているとのこと。

費用面では、Vtuberへの支払報酬やプラットフォーム手数料、グッズ製造原価などが伸びるほか、陣意見費や採用日、地代家賃、外注費、広告宣伝費が増えるものの、増収効果で大幅な増益となる見通し。