【ゲーム株概況(6/9)】ケイブが大幅反発　ANYCOLORは公開価格比3.1倍で初値形成…後場に入ってS高買い気配に　ANYCOLOR株を保有のKLabも買われる

6月9日の東京株式市場では、日経平均は小幅ながら5日続伸となり、前日比12.24円高の2万8246.53円で取引を終えた。為替が一時1ドル＝134円台とさらに円安方向に振れたことで、後場に入って大きく買われる動きとなったものの、引けにかけて値を消す動きとなった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ケイブ<3760>が大幅反発して一時1400円台まで買われたほか、オルトプラス<3672>やcoly<4175>、KLab<3656>などが買われた。KLabは、ANYCOLOR<5032>の株式を保有していることから、保有株の含み益に対する関心も市場で意識されているようだ。

なお、そのANYCOLORは、この日の10時過ぎに公開価格1530円の約3.1倍となる4810円で初値を付けた後、この日のストップ高水準となる5510円まで買われ、後場に入って5510円に張り付く展開となった。

また、UUUM<3990>は、ANYCOLORの比較対象として最も意識される形となり、大幅続伸して終値ベースで1500円台乗せを示現した。

半面、サイバーステップ<3810>が大幅反落し、東京通信<7359>は大幅続落した。

コナミHD<9766>は、大和証券が投資判断「2」を継続し、目標株価を8500円から9400円に引き上げたものの、この日は小幅続落した。