Amazia、22年9月通期の営業益を3億円から8000万円に下方修正 獲得単価の悪化や広告収益の低下、課金ARPUの低下で MAU最重視の方針を転換
Amazia<4424>は、6月30日、2022年9月通期の単独業績予想の下方修正を行い、売上高65億3500万円(前回予想80億円)、営業利益8000万円(同3億円)、経常利益1億0100万円(同3億円)、最終利益5400万円(同1億9000万円)、EPS8.13円(同28.35円)とした。
・売上高:65億3500万円(前回予想80億円)
・営業利益:8000万円(同3億円)
・経常利益:1億0100万円(同3億円)
・最終利益:5400万円(同1億9000万円)
・EPS:8.13円(同28.35円)
従来予想からの修正率は、売上高18.3%減、営業利益73.3%減、経常利益66.3%減、最終利益71.5%減となっている。
・売上高:18.3%減
・営業利益:73.3%減
・経常利益:66.3%減
・最終利益:71.5%減
MAU、売上高の成長を優先するために広告獲得数の増加を重視し、積極的に広告宣伝費を投下してきたが、競争激化による広告獲得単価の悪化や広告市況の悪化に伴う広告収益単価の低下、競合サービスの無料施策等の影響により課金ARPU の低下といった厳しい市場環境が続いている。
また、当初計画では、第3四半期から新規取引先の開拓及び課金モデルの追加、UI/UX の改善施策により、第3四半期及び第4四半期において、売上高及び利益増加を見込んでいたが、新規取引先の開拓及び開発の遅延等により、業績予想を修正することとした、としている。
今後は、このような厳しい市場環境が当面続くものと想定し、MAUの拡大よりも広告獲得効率を優先し、利益を出しながら、MAU も一定の規模を維持すること志望者針に変更することにしたという。
また、原価率の低いオリジナル作品、Webtoon の比重を増加し、粗利益率の改善を図るとともに、ユーザー層の拡大及び継続率の上昇等を実現することにより競合他社との差別化を図っていく。
その一環として、オリジナル作品の創出とメディアミックス展開を加速させるために、本日 PR 開示した『マンガ BANG×エイベックス・ピクチャーズ 第一回 WEB 小説大賞』の開催を皮切りに、共同パートナーとの制作等を積極的に実施していく。
会社情報
- 会社名
- 株式会社Amazia
- 設立
- 2009年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐久間 亮輔
- 決算期
- 9月
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4424