グリーHDのVTuber事業…2Q(10~12月)はプロダクション事業の力強い事業成長で過去最高の四半期売上高を達成 プラットフォーム事業は新たな収益源を模索

グリーホールディングス<3632>は、2月5日に2026年6月期の第2四半期累計(7~12月)の連結決算を発表し、その決算説明資料を公開した。今回はその中から同社のVTuber事業(旧メタバース事業)の状況を取り上げたい。
VTuber事業の第2四半期期間(10~12月)は、売上高22億7000万円(前四半期比6%増、前年同期比9%増)、営業利益2億円(同42%減、同105%増)となった。
プロダクション事業が力強い事業成長を継続したことで、過去最高の四半期売上高を達成した。

■プラットフォーム事業はアバター・ライブ配信に次ぐ新たな収益源の確立を目指す
REALITYが手掛けるプラットフォーム事業は、安定した収益基盤となっている一方、ほぼ横ばいの収益計上が続く形となっている。
同社は、ここからのさらなる成長を目指し、アバター・ライブ配信に次ぐ新たな収益源の確立を目指し、複数の施策・検証を遂行しているという。

■プロダクション事業は下期に単月黒字化へ
一方、REALITY Studiosのプロダクション事業は、季節商戦や自社開催イベントなどの寄与により、売上高が前四半期比で50%増、前年同期比で92%増と大きく成長した。
今期は下期に単月黒字化の達成を予定しており、ここからさらに一歩収益性の改善が進んでいくのかどうか注目される。

■メタバース事業の今期予想は売上高は未達も利益は上ブレに
メタバース事業の2026年6月期通期の見通しについては、売上高は従来の業績予想に及ばない見通しだが、プラットフォーム事業の高い利益率維持とプロダクション事業の力強い事業成長により、営業利益は従来予想を上回る見通しだ。

会社情報
- 会社名
- グリーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高571億1100万円、営業利益48億6000万円、経常利益37億6000万円、最終利益11億9400万円(2025年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632