LATEGRAは、小学館との共同プロジェクトにおいて、メタバース「S-PACE(スペース)」を開発、2022年6月30日にβ版を発表した。
「コンテンツ」作りから「コミュニティ」作りへ。誰もが気軽に楽しめるVR空間の誕生
XR技術を得意とするLATEGRAと豊富なコンテンツを持つ小学館がタッグを組んで生まれた、ユーザーフレンドリーでコンテンツファーストな新しいメタバース“S-PACE"。幅広い層のユーザーたちが誰でも気軽に楽しむことができることを第一に、ヘッドマウントディスプレイや特別なアプリのダウンロードは必要なく、スマートフォンやパソコン、タブレットですぐに楽しめる仕様になっている。
<S-PACEのコンセプト映像>
<S-PACE概要>
1.パソコンやスマホで気軽に利用できるメタバース空間
・幅広いユーザーたちへ体験を提供するために、3Dモデルの最適化・データ軽量化を追求
・ポータル空間として、他の空間や既存のメディア・ECサイトへの行き来がAPIで容易に可能
2.老若男女、国内外問わず、ファンに親しみやすいデザイン
・コミック調のアバターデザインを採用
・コンテンツの世界観やカルチャーを表現した空間で、ファンがより一層散策を楽しめる場所に
3.流動的に変化し続けてユーザーを飽きさせない仕組み
・定期的に変わるコラボイベントやミニアクションが行われる「イベントブース」や機能を用意。
企業やブランドを巻き込んだ施策を行っていく。
・増改築やスペースのレイアウトが変更しやすいワールド設計。今後続々建物やコンテンツが公開予定。
・各誌がもつ豊富なメディア記事を空間サイネージに表示。広告の運用も行っていく。
段階的に機能・サービスをアップデート
<今後の展開予定>
PHASE1:2022年6月~(スタートアップ期)※一般公開は8月を予定
●ポータル空間から繋がる小学館IPを用いた個別の空間へ
●初期コンテンツの試験運用
●広告メニューの試験運用
●ユーザーアバター・同時接続の導入(秋予定)
PHASE2:2022年12月~(アクセラレーション期)
●XRコンテンツの拡大
●ID・アバター機能本格化
●決済・課金機能搭載
●他企業によるS-PACEへの参入・出展
PHASE3:2023年10月~(転換期)
●クリエイター応援する仕組みや、経済活動・創作活動など独自のエコシステムの構築