CryptoGames、「B.O.L.T(ボルト)」のラジオ音源のNFTの販売開始 JCBIのパブリックブロックチェーン「Content-Ethereum」を導入



CryptoGamesは、7月1日、InterFM897と共同で内藤るな・高井千帆・青山菜花・白浜あやの4人によるアイドルグループ「B.O.L.T(ボルト)」のラジオ音源のNFTの販売を開始した。
 
NFTは、一般社団法人ジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアティブ(JCBI)が支援するガス代不要で環境に優しいパブリックブロックチェーン「Content-Ethereum(コンテンツ・イーサリアム)」を利用している。
 

■アイドルグループ「B.O.L.T(ボルト)」 ラジオ音源のNFT販売について
近年、 ラジオ業界においてはRadiko等の配信サービスの普及やリアルイベントと連動した番組企画の実施など新たなビジネスモデルの創出が進み、 ラジオは人々の生活に欠かせない存在として再びその価値を高めている。

音声を通じた高品質な体験価値の付与とともに災害等の緊急時にはいち早く正確な情報を伝えてきたラジオ放送は、 時代を超えて多くの人々に愛され親しまれてきた歴史があり、 本企画においてはデジタル技術を活用した新たなラジオのあり方を提示することを目的としている。

ラジオの音源は再配信を聴き逃してしまうと二度と聴くことのできないといった特徴を有していることからその価値を高めていると言えるものの、 過去の放送をどうしても聴きたいといったニーズも少なくない。

本企画では、 ラジオ音源(MP4)をNFT化することで、 デジタルな文化財としての保存及び半永久的な聴取体験の提供による価値向上を目指しており、 そのことでラジオが本質的に有する「コミュニティによる共創型の創作活動」といった側面を強化することにも繋がると考えられる。

NFTを媒体とすることで、 より幅広い年代の人々にラジオ音源を半永久的に届けることができるといった観点において音声ビジネスの新たなあり方を提示することにも繋がり、 ラジオが持つコミュニティや高品質な体験価値をデジタル化することで、 中長期的にはラジオ業界全体の新規ビジネス開発を促進することを私たちは目指している。

■アイドルグループ「B.O.L.T(ボルト)」 ラジオ音源のNFT販売詳細 
本企画は2022年7月15日22時から放送の「B.O.L.T の10万ボルト【”B.O.L.Tの日”3周年スペシャル】」と連動して実施される。

・NFT販売詳細

NFT名:「B.O.L.T 3周年記念 NFT 1~100」
販売数:100種類(100種類のラジオ音源データ + 番組サムネイル画像)
特典1.:NFT購入者の名前(ペンネーム可)を記載※
特典2.:ポッドキャスト「BOLTの4ボルト」特別版(NFT購入者限定アクセス)
特典3.:BOLT番組ステッカー(名前記入、 メンバー直筆サイン入り)※非売品
販売ページ URL: https://nft-studio.com/categories/BOLTRADIO
価格:10,000円(税抜)

※購入後にメールアドレスで申請フォームを送信する。 指定の公序良俗に反する名称については記載を見送る場合がある。


■ Content-Ethereum(コンテンツ・イーサリアム) について
「Content-Ethereum 」は、 著作権等のコンテンツに関連する権利と、 当該権利に関する契約情報の取り扱いを考慮したプロジェクトであり、 権利や契約に関する包括的な機能を有するERC721型NFTの論理データモデルを有している。

パブリックに広くデータが開示されたオープンなブロックチェーンであり、 電力を過剰に浪費するマイニングは不要であるため環境にやさしく、 資金決済法に規定されるような暗号資産の発行もない。

コミュニティによるガバナンスを有し、 ガス代も不要であるなど、 無償で利用できる「コンテンツ業界のためのコモンズ」としての発展を目指すグローバルオープンソースプロジェクト。

CryptoGamesはNFTマーケットプレイス「NFTStudio」への「Content-Ethereum」の導入開発を2022年3月に実施しており、 Content-Ethereumを支援する一般社団法人JCBIと連携して、 企業・団体・地域との「共創」による持続可能なNFTコンテンツビジネスを推進していく。

 「Content-Ethereum」を導入するメリットとしては 

1 適切な権利処理と契約内容がブロックチェーン上に明示されたNFT発行、 取引を行えること 
2 ガス代不要で利用できるパブリックブロックチェーンであること 
3 一般社団法人JCBIの支援により国内外の企業・団体と連携した新たなエコシステムを構築できること

が挙げられ、 クレジットカード決済に対応したNFTマーケットプレイス「NFTStudio」が、 「Content-Ethereum」を採用することで、 日本国内のより多くの事業者が手軽にNFT事業開発をスタートできる環境を構築することができるとしている。

・一般社団法人JCBIによるパブリックブロックチェーン「Content-Ethereum」導入の支援活動

1. MITラインセンスのオープンソースソフトウェアとして開示されたContent-EthereumのGitHubのレポジトリの管理支援

<GitHubRepository:Content-Ethereum>
https://github.com/content-ethereum

2. Content-Ethereumのメインネットとサブネットを共同で運用するコミュニティの運営支援

<CommunityWebsite:Content-Ethereum>
https://contenteth.net/

3. エクスプローラー等のContent-Ethereumのユーザーに必要となる利用環境の提供支援

<BlockchainExplorer:Content-Ethereum>
https://contenteth.tech/