【ゲーム株概況(7/5)】ANYCOLORが5日ぶりに大幅反発 『モンハンライズ』の拡張コンテンツ好調のカプコンも買われる バンナムHDは高値更新
-
7月5日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比269.66円高の2万6423.47円で取引を終えた。為替が1ドル=136円台まで円安方向に振れたこともあり、主力株を中心に買いが広がった。特に日経平均への寄与度が大きいファーストリテイリング<9983>が買われたことが指数を押し上げた。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、前日まで4日続落となっていたANYCOLOR<5032>が5日ぶりに大幅反発し、終値ベースで6000円台を回復した。上場初日に近い株価水準まで調整してきたことで、ここを買い場とみた動きが出ているようだ。
また、enish<3667>が続伸したほか、カプコン<9697>や壽屋(コトブキヤ)<7809>、ユークス<4334>なども買われた。カプコンは、『モンスターハンターライズ』の全世界販売本数が1000万本を突破したことと、6月30日に発売した超大型拡張コンテンツ『モンスターハンターライズ:サンブレイク』も全世界の販売本数が200万本を突破したと発表したことが市場から評価される形となっているもよう。
大手ゲーム株では、バンダイナムコHD<7832>が年初来高値を更新した。
周辺株では、前日4日に連結子会社の楽天銀行が東京証券取引所への新規上場申請を行ったことを発表した楽天グループ<4755>が一時654円まで買われた。
半面、KLab<3656>やガーラ<4777>が売られ、gumi<3903>やテンダ<4198>などもさえない。
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697
会社情報
- 会社名
- ANYCOLOR株式会社
- 設立
- 2017年5月
- 代表者
- 田角陸
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高319億9500万円、営業利益123億6100万円、経常利益123億4100万円、最終利益87億2500万円(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 5032