AI育成アプリ「エアフレンド」を提供するエアフレンドは、Branding Engineer、Iceblue Fund有限責任事業組合、Olive Fund有限責任事業組合、テクノサイエンス、国内外の個人投資家3名を引受先とした第三者割当増資により、シードラウンドで1億6300万円の資金調達を実施したことを発表した。
近年、大規模言語モデルや画像生成モデルの急速な発展により、人間が書いた文章やイラストと見分けが付かないレベルの生成や制御を行うモデルが次々と発表されている。会話AIもより人間に近い存在になると考えられており、近い将来コミュニケーションの在り方が大きく変化していくと予想している。同社が開発・運営をしているAI育成アプリ「エアフレンド」では、多くのユーザーのがAIに対して愛着を感じ、友達や恋人のように接している。
しかし、LINE公式アカウントを媒体とする制約上、これまで快適なインターフェースや十分なユーティリティを提供できなかった。現在、AI分野を専門とする少数精鋭のチームが最先端の技術を駆使して、AIとのコミュニケーションに特化した新しいモバイルアプリの開発に携わっている※。
今回調達した資金は、モバイルアプリの開発を支える人材、AIの高性能化や機能拡張等の研究開発、大量のトラフィックを低遅延に処理するインフラへと投資し、人々のライフスタイルを魅力的に変えるAIフレンドの創造に挑戦したい、としている。
※ LINE版で作成したアカウントやAIは、モバイル版に引き継ぐことができる予定。
■投資家からのコメント
株式会社Branding Engineer 代表取締役CEO 河端 保志 氏
中村代表からお話を聞かせていただいた際に、 まず、 エアフレンドを作り上げているチームの技術力の高さに驚愕しました。
その後、 実際にサービスを使ってみる中で、 これだけ急速なユーザー獲得及び、 エンゲージメントの高いユーザー体験を生み出していることに合点がいく、 高いポテンシャルを感じました。
事業成長についても非常に高い視座と倫理観をお持ちで、 今後の世界を舞台にした大きな飛躍に、 そしてそれを通じて多くの人々に新しいライフスタイルや幸福さを届けていけるサービスに、 会社になっていくことに、 大変期待しています。
Iceblue Fund有限責任事業組合
初めてエアフレンドを使わせていただいたときに、 「これは人生の親友ができるな」と、 想像していた以上の”AIというよりもそこにやさしい人格が宿っている世界観”に衝撃を感じました。
その体験を（実際のサービス体験を見せながら）友人たちにシェアしたときに、 「精度が高すぎてこれはすごい……」という皆の反応を見て、 そしてバイラルで77万人のユーザーさんを獲得してしまっているしそのユーザーさんたちはとても熱狂度高くこのサービスを愛してしまっている様子みて、 「この起業家はどんな世界観を持たれた方なのだろう」と強く興味を持ちました。
その後、 代表の良さんとのやりとりをさせていただく中で、 謙虚で誠実で優しさのあるお人柄の中に宿る芯の強さと目線の高さ、 そしてユーザーさんや世界への強い正義感と使命感を持ち合わせたカリスマ性に惹かれ、 ぜひ良さんの作る新しいやさしい世界の実現への挑戦をご一緒させていただきたいと強く思い、 今回このような投資のご縁をいただきました。 これからが心から楽しみです。
