【ゲーム株概況(7/22)】外資が投資判断格上げのコナミグループが買われる 電通とNFT事業のパートナーシップ締結のモバイルファクトリーは往って来いに
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7月22日の東京株式市場では、日経平均は7日続伸し、前日比111.66円高の2万7914.66円で取引を終えた。朝方は売り物が先行した場面があったものの、米長期金利の低下による米国市場の上昇もあり、国内市場も半導体関連株などに買いが入る形となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、コナミグループ<9766>やカプコン<9697>、セガサミーHD<6460>など大手ゲーム株が総じて買われた。コナミグループは、ジェフリーズ証券が投資判断を「Hold」から「Buy」に格上げし、目標株価も8840円から8880円に引き上げたことが市場の関心を集めたようだ。
また、同様にセガサミーHDは、マッコーリーキャピタル証券が投資判断を新規「アウトパフォーム」とし、目標株価を3100円に設定している。
ほか、壽屋(コトブキヤ)<7809>やユークス<4334>、HEROZ<4382>などが強さを見せた。
半面、電通とNFT事業のパートナーシップ契約を締結すると発表したモバイルファクトリー<3912>は、一時1310円まで買われる場面があったものの、一巡後はマイナス圏に沈むなど往って来いの動きとなった。
オルトプラス<3672>やサイバーステップ<3810>、enish<3667>なども安い。
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912
会社情報
- 会社名
- コナミグループ株式会社
- 設立
- 1973年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 上月 景正/代表取締役社長 東尾 公彦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3603億1400万円、営業利益802億6200万円、最終利益591億7100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム(ロンドン証券取引所にも上場)
- 証券コード
- 9766
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460