ガイアは、8月2日、ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコインの四つの暗号資産をその場で日本円へ両替できる新サービス開始を発表した。
現在、日本には暗号資産自動両替機はなく、同社のBTMが国内にて金融庁登録済みの暗号資産交換業者による初設置になるという。
設置場所は公式サイトによると、ガイア 大阪オフィス内となっている。動作確認済みのプライベートウォレットはbitpay、Copay、Trust Wallet、METAMASKを挙げている。
従来の暗号資産交換業者の取引ではアプリやサイト内で日本円に替えた後、お客様指定の銀行口座に入金するため、出金するまで数日を要していた。BTMではその場で出金できるため、利用にあたってより安心感が得られるとのこと。
近年、認知度や関心が高まっている暗号資産ですが、過去に流出事件などが起き、国内ではその安全性に関して、まだまだ不安に感じている人が多い状況のようだ。
こうしたことから、BTMではさまざまな安全対策を講じている。1回あたりの出金上限額を10万円に設定し、1日の上限も計30万円に制限している。(同社規定により、両替における上限回数および上限金額を設けている。)
この他、利用者登録時の厳格な本人確認審査やカメラ画像および取引のモニタリングなどにより、不正・犯罪利用がないかチェックする。
海外での暗号資産自動両替機の設置台数は増えており、2022年7月末時点で約38,000台が設置され、すぐに暗号資産を現金化できる安心感などから自動両替機の需要が高まっている現状もある。
【BTMについての詳細はこちら】https://gaia-btm-service.com/