KLabの決算説明資料より…『ラピスリライツ』簡体字版は開発中止に 支援モデルの『東方アルカディアレコード』が配信開始 ブロックチェーンゲームは2本を開発中
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KLab<3656>は、8月4日、2022年12月期の第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表した。今回はその決算説明資料の中から、同社の新作パイプラインを見てみたい。
ゲームのパイプラインは新規開発が2本、支援モデルが3本となっている。このほかにカジュアルゲームの開発も行われているほか、現在はPJ化見通しの段階のものも複数ある状況だ。
新規開発は、Electronic Artsとの共同開発タイトルとなるスポーツシミュレーションゲームと、Aiming<3911>と提携してPCおよびモバイル向けに開発中の「ダンまち」を題材としたタイトルの2本となる。
なお、前四半期まで開発中としていた『ラピスリライツ』の簡体字版については、パブリッシャーおよび開発会社の都合により開発中止となった。
支援モデルについては、『東方アルカディアレコード』の日本版が7月28日にリリースとなった。こちらは簡体字版のリリースに向けて引き続き開発中となっている。
ほか、「ジョジョの奇妙な冒険 黄金讃歌」を題材としたタイトル、「天元突破グレンラガン」を題材としたタイトルの開発が進められている。
また、ブロックチェーン関連事業を手掛ける子会社BLOCKSMITH&Co.によるブロックチェーンゲームのパイプライン本数も開示された。
こちらは、日本発の人気IPを活用したブロックチェーンゲームをThirdverseグループとともに開発しているほか、クイズを解くことにより知識を得ながら報酬を獲得できる、学んで稼げる「Learn to Earn」のブロックェーンゲーム 『Quizo.ooo』も年内のβ版提供開始を目標に開発が進められている。
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656