バンダイナムコHD、第1四半期の家庭用ゲームの売上高は55%増の405億円と大幅増 大型新作不在も『エルデンリング』などリピート販売で伸ばす
バンダイナムコホールディングス<7832>は、この日(8月5日)、第1四半期(2022年4~6月)の決算発表で、家庭用ゲームソフトの売上高が前年同期比で54.6%増の405億円と大幅に増えたことを明らかにした。ソフト販売は同13.7%増の1144万4000本だった。
同社では、大型の新作タイトルの発売はなかったものの、前の期に発売したワールドワイド向けタイトル『ELDEN RING(エルデンリング)』など過年度発売タイトルのリピート販売が好調に推移した、としている。
過年度発売タイトルのリピート販売は、前期以前に開発費を計上しているため、新作に比べると利益率が高くなる傾向にある。リピート販売の伸長で、ゲームを展開するデジタル事業のセグメント利益は148%増の294億円と大きく伸びた。
四半期別の売上高と販売本数の推移は以下のとおり。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832