SANKYO、第1四半期決算は営業益1131%増の94億円と大幅増益…「フィーバー ダンまち」や「フィーバー 機動戦士ガンダムユニコーン」が販売好調
SANKYO<6417>は、8月4日、2023年3月期 第1四半期(22年4月~22年6月)の連結決算を発表し、売上高277億6300万円(前年同期比154.0%増)、営業利益94億5500万円(同1131.2%増)、経常利益98億2700万円(同724.5%増)、最終利益79億3100万円(同740.2%増)だった。
・売上高:277億6300万円(同154.0%増)
・営業利益:94億5500万円(同1131.2%増)
・経常利益:98億2700万円(同724.5%増)
・最終利益:79億3100万円(同740.2%増)
部品調達難に対し先行手配や調達経路の拡充、遊技機の下取り・部品リサイクルの強化などの手段を講じることで計画通りの事業進捗に努めた。パチンコ機関連事業では、新規タイトルとなる「フィーバー ダンまち」や、2021年8月にリリースし、今もなお好評を博している「フィーバー 機動戦士ガンダムユニコーン」の追加販売など、新規2タイトルと再販、リユース機等を含む計5タイトルを販売し、順調に販売台数を積み上げることができ、大幅な増収増益につながった。投資有価証券の売却による特別利益13億0300万円も最終利益を押し上げた。
セグメント別の経営成績は次のとおり。
(パチンコ機関連事業)
パチンコ機関連事業については、売上高264億円(同187.6%増)、営業利益109億円(同453.3%増)、販売台数6万2000台(前年同期は2万2000台)となった。主な販売タイトルは、SANKYOブランドの「フィーバー ダンまち」(2022年5月)、「フィーバー蒼穹のファフナー3EXODUS 超蒼穹3800ver.」(2022年6月)の2タイトルだった。
(パチスロ機関連事業)
パチスロ機関連事業については、新規販売タイトルがなく、売上高6億円(同38.9%減)、営業損失2億円(同3億円の営業損失)、販売台数は1千台(同2千台)となった。
(補給機器関連事業)
補給機器関連事業については、売上高6億円(同0.6%減)、営業損失1200万円(同2200万円の営業損失)となった。
(その他)
その他については、売上高4200万円(同13.1%減)、営業利益100万円(同59.6%減)となった。
■2023年3月通期の業績見通し
2023年3月通期の業績は、売上高1100億円(前期比29.6%増)、営業利益290億円(同35.8%増)、経常利益295億円(同32.5%増)、最終利益200億円(同8.3%増)、EPS344.40円を見込む。
・売上高:1100億円(同29.6%増)
・営業利益:290億円(同35.8%増)
・経常利益:295億円(同32.5%増)
・最終利益:200億円(同8.3%増)
・EPS:344.40円
計画に対する進捗率は、売上高25.2%、営業利益32.6%、経常利益33.3%、最終利益39.7%となっている。
・売上高:25.2%
・営業利益:32.6%
・経常利益:33.3%
・最終利益:39.7%
会社情報
- 会社名
- 株式会社SANKYO
- 設立
- 1966年4月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO(最高経営責任者) 石原 明彦/代表取締役副社長執行役員COO(最高執行責任者) 富山 一郎
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6417