LINE、『STEPN』の開発元とタッグ 日本向け「Move and Earn」を提供へ



LINEの暗号資産事業およびブロックチェーン関連事業を展開するLINE Xenesisは、8月9日、“歩いて稼ぐ”ゲームアプリ「STEPN」を運営するFind Satoshi Labと、LINEの独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」上でのSTEPN開発に向け覚書を締結した。

STEPNは、ユーザーの歩数に応じて暗号資産を稼ぐことができる世界初の“Move and Earn(動いて稼ぐ)”ブロックチェーンゲームとなる。

2021年12月にベータ版をリリースして以降、ステイホームの推進などで運動不足に悩むユーザーのフィットネスアプリとしても人気を集め、7月15日時点でグローバルユーザー数は450万人に上り、グローバル月間アクティブユーザー(MAU)は300万人に達するなど高い注目を集めている。

今後両社は、STEPNの日本ローカライズに向け技術及びビジネス面で協力していきながら、日本ユーザーが健康的なライフスタイルのなかで楽しく簡単にWEB3.0を体験できるサービスを追求していくとしている。

■LINE Xenesis 代表取締役社長CEO 林 仁奎(イム・インギュ)よりコメント
「グローバルにおいてWEB3.0の代表的な事例を作り、日本でも高い人気を誇るSTEPNと今回協力できることを大変嬉しく思います。LINE BlockchainはLINE独自のブロックチェーンとして、LINEのさまざまなサービスの基盤技術として活用されています。国の垣根を超えた今回の協業により、新しいシナジーを生み出し今後もユーザーの一番近くでブロックチェーンの新しい価値を提供していきたいと思います。」

■STEPN 共同創業者 Yawn Rong(ヨーン・ロン)氏よりコメント
「LINE Blockchainと協力していくことを楽しみにしています。今回のLINE Blockchainとの連携によりWEB3.0においてLINEユーザーと関わりを深めることで、世界中のユーザーが健康的なライフスタイルやカーボンオフセット、環境への取り組みを推進していくことができると考えています。エンタープライズブロックチェーン分野の最先端を走るブロックチェーンとしてLINE Blockchainに期待しています。日本で約9,200万人が利用するLINEの最大の消費市場の一つである日本は, STEPNの最も重要な市場の一つでもあると考えています。今後も取り組みを継続していき、日本のユーザーにさらにWEB3.0の世界を楽しめる機会を提供していきたいと考えています。」

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