DeNA、第1四半期のゲーム事業の売上と利益ともに直近で最低水準に セグメント利益も20億円割れ 国内と海外アプリの消費額が低下
ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、この日(8月10日)、第1四半期(22年4~6月)のゲーム事業の業績について、売上収益157億7400万円(同15.9%減)、セグメント利益は17億1200万円(同48.5%減)となったことを明らかにした。売上収益、セグメント利益とも直近で最低水準となった。
同社では、既存のタイトルを中心とした事業運営となり、ユーザ消費額は減少した、としている。
ユーザー消費額は、同16.1%減の360億だったが、内訳を見ると、国内ブラウザが変わらずの106億だったが、国内アプリが22.7%減の85億、海外アプリが23.8%減の96億と国内と海外のアプリの低下が目立った。
同社では、2023年3月期においては、大型IPを中心に5本程度の新作をリリースする予定で、積み上げを図る、としている。さらに新作開発の体制と関連コストの適正化を一層推進するという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432