ゲーム特化のブロックチェーンプロジェクトOasys、韓国でピッチイベントを開催 開発会社の支援や開発者とのコネクション強化を狙う



ゲームに特化したブロックチェーンプロジェクトOasysは、8月5日、韓国・ソウルにて現地ブロックチェーンゲーム開発会社の支援およびゲーム開発者とのコネクション強化を目的に、ゲームピッチイベントを開催した。

イベントはArriba Studio 、 Bandai Namco Entertainment 021 Fund、 doublejump Venturesとの共催となる。 

Korea Blockchain Week2022に合わせて開催した今回のゲームピッチイベントには、 事前の書類審査に通過した11のチームに参加した。

ピッチで紹介されたゲームの中には、 従来のゲームのようにグラフィックのクオリティに重点を置いたり、 既存IPを活用するものもあれば、 ブロックチェーン技術を活用した新しいゲームの形に挑戦しているものもあり、 ゲーム性も様々だったという。

その中でも、 トークンの活用も含めたゲーム設計が秀逸だった韓国の開発チームCatze Labsによる「TROUBLE PUNK: Cyber Galz」を1位に選出になった。

入賞特典として、 Catze Labsチームには60万OASトークン(Oasysのネイティブトークン)並びにArriba Studio、 Bandai Namco Entertainment 021 Fund、 doublejump Venturesとの優先交渉権を、 他の3つの入賞チームであるPomerium、 Epic League、 Tanuki Squadには各チームに20万OAS トークンを授与することを決定した。

Oasysは先日、 米VCのRepublic Capitalをリードに25億円の資金調達を完了しており、 これらの資金はゲーム会社を初めとしたエコシステムパートナーとの提携強化に使用していく予定としている。

■Catze Labs Project Lead / Muss氏
私たちの世代は、 子どもの頃にパックマンやソニック、 鉄拳をプレイして育ちました。 これらのかつてから有名なゲームを創った企業が参画しているOasysに評価いただいたことは、 とても光栄です。 私たちは、 Trouble Punkを成功させるため引き続き尽力してまいります。 ぜひご注目ください!

■Oasys Director / 森山大器
受賞チームの皆様、 おめでとうございます。 今回のピッチイベントに、 韓国ブロックチェーンゲームコミュニティから多くのチームにご参加いただいたことを嬉しく思います。 当日発表された数々のゲームのレベルの高さには大変驚かされ、 スピードやクオリティにおいて韓国はブロックチェーンゲーム開発の最前線にいることを確信しました。 韓国の開発会社の皆さんとともに、 この業界を一層盛り上げていくことを楽しみにしております。